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2008.11.21

大王製紙エリエールレディスオープン 第1日目

 LPGAツアー第36戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の第1日目が愛媛県松山市の「エリエールゴルフクラブ松山」(6,442y・Par72)で開催された。

 気温:13.5℃、風速:5m。事前の予報に反して、大荒れの天気となった初日。9時37分に雹(ひょう)のため、競技を一時中断。10時45分に競技を再開したものの、12時32分に雷のため2度目の競技中断となった。14時5分に競技を再開したが、17時00分に日没のためサスペンデッドとなった。

 そのなか3アンダーで暫定トップに立ったのは、来季のシード権を巡って熾烈な争いを演じている表純子(現在賞金ランキング55位)と井芹美保子(同57位)。そして、この大会2006年度チャンピオンのウェイユンジェ(台湾)と飯島茜を加えた4人。また韓国人選手初の賞金女王を狙うランキング1位の李知姫(イチヒ・韓国)は17ホール終了でイーブンパー、同2位の古閑美保は16ホール終了で3オーバーとなっている。

 明日(22日)の7時30分に第1ラウンドを終えられなかった10組30名の選手の競技を再開、カップ切り替えなどの作業完了後、第1ラウンドの組み合わせのまま、第2ラウンドを8時00分にスタートさせる予定。

 シード権獲得へ向けて、もう後がない2選手が暫定トップタイと絶好のスタートを切った。まずは現時点でのシード獲得ライン(52位)を約140万円差で追う表純子。最終ホールでは3打目を1mにつけ、執念のバーディーを奪った。「あまり意識せず、普段通りやれましたね」とホッとした様子。「この試合がホントに最後なので、シード権を取りたいです。もう(来季の出場権をかけた)QTには行きたくない」と是が非でも上位進出を果たしたいところ。明日以降も「計算してもしょうがないし、攻めていきたいです」と気合い十分で挑む。そして、現時点でのシード獲得ライン(52位)を約160万円差で追う井芹美保子。試合前は「自分は寝ているつもりでも、実際はなかなか寝付けなくて・・・。夜中に目が覚めました」というほど緊張していたものの、「この試合で守ることはない」と気持を切り替え、攻めに攻めた事が好結果に繋がった。「追い込まれた方が強いみたいです」と語る口調にも少し余裕が感じられた。明日以降は「攻めるしかない。行けるところまでいって、明日もアンダーが出せるように頑張ります」と背水の陣で明日に備える。

3アンダー 暫定首位 ウェイユンジェ
「ドライバー、ショットともに良かったです。昔使っていたアイアンに替えてから凄く調子が良いです。最終戦に出場したいので、目標はもちろん優勝ですが、あまりその事は考えず、自分のベストを尽くすことだけを考えてプレーしたいですね」。

3アンダー 暫定首位 飯島茜
「18番はボギーを打ちましたが、流れは悪くないです。最近は特に悪いところもないのに、スコアが出ない状況だったので、明日はいつも通りやっていることがコースで出来て、スコアメイク出来ればいいですね。そうすれば自信も付いてくると思います」。

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