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2018.8.12

またもパーフェクトV 軽井沢も黄アルム

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー23戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会最終日が8月12日、長野県軽井沢町・軽井沢72ゴルフ北コース(6,655ヤード/パー72)で行われ、黄アルムが通算17アンダーで今季2勝目をあげた。2打差の通算15アンダー、2位は申ジエ。3位は、通算14アンダーで松田鈴英が入った。(天候:曇り 気温:24.5℃ 風速:3.6m/s)

 今季の2勝は、いずれも完全V。6ストロークのアドバンテージは値千金だった。1番で、いきなりのピンチにも動じることがない。57度の第4打は、10ヤードのアプローチ。チップインパーで切り抜ける。「ツキがありました。ダブルボギーの危険もあったけど、うまくパーで切り抜けることができた。(同組の申)ジエが、今日の1番を見て、勝てないと思ったといったらしいけど、私は逆です。ジエの1番を見て、頑張らないと負けると感じた」。

 ただ、ジワリジワリと2位以下がスコアを伸ばしてきても、見る立場にしては付け入るスキがなかったと映る。5バーディー、2ボギーの69で締めくくった。「長い1日。松田さんがババンと来て、ジエもそうです。だから、ドキドキしながらのプレー。優勝できるな、と思ったのは17番のティーショットの後でした。2パットでパーセーブができそうなところに、ボールをつけることができたから」。

 9年ぶりの復活優勝から、わずか2週間で圧倒的なテクニックを披露した。「前週は、いきなり、良いスコアで勝ったでしょう。だから、いいプレーをしなくてはいけない-そんな感じで自分に、ヘンなプレッシャーがかかったのでしょうね。ということで、今回は予選通過が目標。次週は元々、オープンウイークへ充てるつもりだったから、最低でも3日間、プレーをしたいと思った」といい、「不調から、シード落ちてして必死に頑張ってきたのは、30歳の私のプレーを見て、元気になってほしいというメッセージを、伝えたいと考えたからです。人生でつらく、戸惑ってもきっといいことが待っている。少しでも、そんな気持ちが伝わればうれしい」と語った。

 ちなみに、優勝した2戦はともに洋芝コース。次戦のニトリレディスゴルフトーナメントも、洋芝だ。「自分で、得意だというイメージはない。難しいですからね。洋芝はフェードも、ドローもかけにくいから、とにかくボールをまっすぐに。それだけを考えてプレーしている」。シンプルな思考と、人柄を表すようなエピソードの数々は、精神の強さを示すものだ。表彰式で流した涙は、人生の苦悩を洗い流すかのようにさわやかだった。

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