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2008.11.23

大王製紙エリエールレディスオープン 最終日

横峯さくら、逆転賞金女王へ望みをつなぐ 今季初優勝!

LPGAツアー第36戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の最終日が愛媛県松山市の「エリエールゴルフクラブ松山」(6,442yards・Par72)で行われた。

天候:晴れ、気温:15.7℃、風速:2m。風もなく、絶好のコンディションとなった最終日。熱戦の舞台を一目見ようと、8,000名を越えるギャラリーが観戦に訪れた。そのなか圧巻のプレーを魅せたのは、最終日トップでスタートした横峯さくら。前半で6バーディーを奪う猛チャージで、ハーフ自己ベストの30をマーク。その後もリードを守り切り、通算11アンダーで悲願の今季初優勝を飾った。4打差の2位には米山みどり。さらに1打差の3位には宮里藍が入った。

これで注目の賞金女王争いは李知姫(イチヒ)、横峯さくら、古閑美保の3人に絞られ、女王のタイトルの行方は最終戦の『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』までもつれることになった。また、この試合で来季の賞金シード選手が決定し、新たに6名の初シード選手(9位・イムウナ、21位・若林舞衣子、23位・申ジエ、44位・黄アルム、49位・一ノ瀬優希、51位・新崎弥生)が誕生した。

悔しいプレーオフ負けを喫した四国の地で、待望の今季初優勝を飾った横峯。「今はホントに嬉しいです」と、いつもに増して喜びを爆発させた。今季は常に上位にランクインするものの、プレーオフ負けや終盤での逆転負けを喫するなど、あと一歩のラウンドが続いた。未勝利のプレッシャーは相当で、「正直、焦りがないといったらウソになる」と辛い胸の内を明かした。それでも「この大会を含めてあと2試合なので、“優勝する”と自分にプレッシャーをかけてきました」と強い決意で臨んだ36試合目。好調のショットに加え、新たに取り入れた『ピン型パター』がこの日も冴えた。「この大会で勝てたことは大きいです。凄く良い状態で来週に臨めるので、最後まで諦めずに頑張ります」。横峯が女王になるための最低条件は、最終戦での『優勝』のみ。絶好調に入った横峯なら、奇跡の逆転で女王に輝くことも夢ではない。

2位 米山みどり
「今週はほとんどボギーが出なかったです。ボギーの数が少なかったから、アンダーが少しづつ増えたのかなぁ。来週の出場権も得ましたし、この良い状態を来週に繋げたいと思います」。

3位 宮里藍
「あと3つは伸ばせましたね。3つ伸ばしても届かないですけど(笑)。また先週同様、最終日に4つ伸ばせたので、本当に良かったです。これで最終戦ですね。今季は全英くらいから安定感が出てきて、自信も戻りました。来年は優勝を目指して、初戦から頑張ります」。

4位タイ 表純子(賞金ランキング55位から逆転シード入り)
「いやー、苦しかった。16番を取れたのが大きかったですね。15番のボギーで尻に火が付きました。キャディーの夫にも“まだ守りにいくのは早い”と言われ、そこからはピンだけを狙っていきました。でも本当に嬉しいですね。最後に良いことがありました」。

4位タイ 大場美智恵(賞金ランキング58位から逆転シード入り)
「ショットは良くなかったのですが、今日は覚悟を決めて、悪いなりに攻めのゴルフをしました。中盤で流れが悪くなりましたが、我慢我慢と思ってやりました。1打落としたら終わりだと思っていたので、疲れましたね。本当にシードが取れて良かったです」。

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