1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 3連続で突き放す 大里桃子、初Vを視界へ

2018.8.18

3連続で突き放す 大里桃子、初Vを視界へ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー24戦『CAT Ladies』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)大会第2日が8月18日、神奈川県箱根町・大箱根カントリークラブ(6,704ヤード/パー73)で行われた。通算10アンダーで、首位へ浮上したのは大里桃子。通算7アンダー、2位タイで森田遥、ささきしょうこが逆転を狙う。また、首位スタートの新垣比菜は、スコアの誤記(ゴルフ規則6-6d)のため競技失格となった。(天候:晴れ 気温:26.5℃ 風速:3.7m/s )

 ムービングデーを3連続バーディーで締めた。首位の大里桃子は全身で喜びを表現。「難しいホールが続いた。ものすごくうれしい」。16番、右横2.5メートルを沈めると、6Iを選択した、続く17番も左横2メートルにつける。このバーディーパットがすごい。カップを1周してハラハラドキドキ。そして、パー5の18番、残り125ヤードの第3打を9Iで3メートルにつける。これまた、勢いを味方にねじ込む。7バーディー、ノーボギーの66をマークした。

 「昨日は、1Wの調子がいまひとつ。それでも3アンダーでプレーできた。もっと、フェアウェイキープができれば、スコアが伸びるのでは……。(キャディーをつとめる)父とも話していました」という。確かに、第1日=4/14に対し、この日は7/14。チャンスが増えるのは当然か。

 前週、10日に20歳の誕生日を迎えた。NEC軽井沢72ゴルフトーナメント第1日のこと。運気が変わる。最終日、ホールインワンを達成するなど、「良いことばかり」と笑みを漏らす。そして、「この流れを、途絶えさせてはいけませんね」と加えた。今年は、最終プロテストも合格。「モヤモヤがなくなった。気持ちがとても楽。試合でもそうです」と話した。昨年、プロテストに失敗。今季はQTランキング16位でLPGAツアーの出場権をつかんだ。22試合へ出場し、ヨネックスレディスゴルフトーナメント6位タイが最高成績で、賞金ランキングは65位。

 「経験を積んで、コースマネジメントなど、しっかりと対応できるようになった。ただ、いつもスタートが悪い。でも、今回はここまでいいプレー、いい順位。緊張するとは思いますが、私は最終日に強い、と思う。皆さんの声援を味方にして戦います」と締めくくった。プロテスト合格は1年遅れたが、黄金世代である。3ストロークのアドバンテージを握り、初Vを目指す。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索