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2009.4.11

スタジオアリス女子オープン 第2日目

 2009年度LPGAツアー第4戦『スタジオアリス女子オープン』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の2日目が兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(6,504Yards、Par72)で行われた。天候:晴れ、気温:20.5℃、風速:5m。

 昨日よりやや強い風が吹くなか行われた2日目。この風に上位陣が苦しむなか、2日目も首位をキープしたのは宮里藍、全美貞(ジョンミジョン・韓国)の2人。全は安定したショットで一時5アンダーまでスコアを伸ばしたものの、終盤でスコアを落とし通算3アンダー。一方の宮里は序盤から我慢のゴルフでパーを続けると、7番でチップインバーディーを決めるなど得意のアプローチ・パットが冴え、1バーディー1ボギーのゴルフ。両者が一歩も譲らないまま、いよいよ最終日に突入する。またトップと1打差の3位タイには北田瑠衣、宋ボベ(ソンボベ・韓国)、羅多藝(ナダエ・韓国)の3人が続いている。

 「前半早いうちにバーディーパットを決めたかった」という宮里は、思うようにパットが決まらず苦しい展開。それでも「良い集中力でグリーンを外してもアプローチでカバーして、17、18のパーパットも決められて、自分としては粘り強く出来たかなと思います」と納得の表情。明日は久しぶりとなる優勝争いだが、「凄く楽しみ、十分に雰囲気を楽しみながらやりたいです」と優勝への意欲は十分。「1番ホールから難しいので、プレッシャーが掛かりますけど、自分のゴルフに徹して、18ホールの中でいかに多くチャンスにつけられるかだけを考えてやっていきたいです」。真っ直ぐな目が見つめるその先は2年7ヶ月ぶりの復活Vだ。

 一方、高いレベルで安定したプレーを見せた全。終盤はアプローチが思うように寄らず、2つのボギーを喫したが「ショットが好調で。特に後半は良かったですね」と全体的には満足のラウンドだったようだ。そんな全が挙げた明日のプレーのポイントは『風』。「今日は風がちょっと気になったので、明日はもうちょっと良く読んで、自分のスイングに自信を持って行きたいですね。そうすれば今日の後半みたいに良いスイングが出来ると思うんですけど・・・」と風を気にせず自分のスイングに徹して今季初優勝を狙う。

 また、スタジオアリス女子オープンでは、プロゴルフトーナメントがプロゴルフ競技だけでなく、未来ある子供たちの憧れのステージになるようにとの想いから、昨年度より小学生競技部門「スタジオアリス女子オープン ジュニア・カップ」(小学1年生から5年生を対象)を開催しています。この日の競技終了後には、ジュニア・カップ各クラスの優勝者と憧れのプロ選手(宮里藍)との交流イベントが行われ、和やかな雰囲気の中、子供たちと選手が触れ合い親交を深めました。子供たちに新しい思い出の1ページが刻まれたことでしょう。

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