2018.9.6
意地の70 鈴木愛、ダフリを猛省
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 小杉カントリークラブ(富山県)第1日
鈴木愛にとって、約2カ月ぶりの実戦。しかも、クラブを握り始めて、今日で1週間だ。それでも、首位から3打差なら上々だろう。改めて、賞金女王の底力をアピールした形だが、良しとはしなかった。「1Wの調子は、すごくいい。でも、それ以外のアイアンショットがひどかった。今日は、ダフったショットが5回。レベルが低いなぁと思った。そのイライラを我慢しながらプレーしたんです」と、フーッとタメ息を漏らす。
16番まで2バーディー、2ボギーのアンダーパー。しかし、連続バーディーリターンでギャラリーをわかせた。17番は4メートル、18番では、6メートルをきっちりと。「後半、いい流れになりそうな感じでも、今度はパッティングがいまひとつ。今の状態からすれば、いいスコアだと思います」と冷静に分析をした。
ただ、これほどの大混戦になるとは、さすがに予想をしていなかったという。「今日のコンディションなら、だれか1人ぐらい、7-8アンダーを出すと考えた。やはり、ラフにボールが行くと幸運、不運が表れるということでしょうね」といい、「私は毎日、2アンダーを目標にします。だけど、ショットのダフリは許せない」。
このプライドこそ、スーパープレーの源だ。久々の実戦を経験し、より表情が引き締まった。
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