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2009.4.19

ライフカードレディスゴルフトーナメント 最終日

 LPGAツアー第5戦『ライフカードレディスゴルフトーナメント2009』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)のファイナルラウンドが行われた。昨日に引き続き、好天に恵まれた熊本空港カントリークラブ(6,468y・Par72)。春光うららかな暖かい日のなか、12,864人の大ギャラリーが詰め掛け、白熱した優勝争いに大きな声援を送った。 3日間のトータルギャラリー数は、大会史上最多となる26,234人。

 4アンダー単独首位でスタートした李知姫(イチヒ・韓国)が、7番からの5連続ボギーで一時は通算1オーバーまでスコアを落とすも、14番から連続バーディーで見事カムバックし、終わってみれば5バーディー、6ボギーの73、通算3アンダーで逃げ切り優勝を飾った。

 自身初の2週連続優勝を狙った横峯さくらは、惜しくも1打及ばず通算2アンダーの2位。通算1アンダーの3位タイには、開幕戦優勝の三塚優子と、原江里菜が入った。4打差から逆転優勝を狙った上田桃子は、スコアを伸ばせず、通算3オーバーの9位タイでフィニッシュとなった。また、最終組で1打差の3アンダーからスタートした申ジエ(韓国)は、ノーバーディー・5ボギーの77で通算2オーバーの7位タイに終わった。

 難コースに加え連日の晴天でグリーンも硬く締まり、各選手スコアメイクに苦しむ我慢の最終日。ハイライトとなったのは李と横峯が首位に並んで向かえた最終18番ロングホール。2オンを狙った李のショットはそのままグリーンを転がり出るかと思われたが、これが先にオンしていた申のボールに当たって跳ね返るという幸運に助けられる。このホールをバーディーとした李が横峯を突き放し、今季初勝利、昨年の日本女子オープン以来のツアー通算12勝目を挙げた。

 昨年は終盤まで賞金ランキングトップを走りながら、惜しくも最終戦で賞金女王の座を逃した李。「ストーリー的にドラマの中だと思いました。悪い方にいっちゃったと思って、1年間通して悪くなかったのにすごい悪かったという感じで…。でも良い事も考えなきゃいけないし、ベスト10にも入って、平均ストロークも上だったし、人生色々あるので仕方ないと思うようにしました」と昨季を振り返りつつも、「去年は良い時でも悪くなってしまうほどプレッシャーを感じてしまうのがあったけど、今年は同じようなことがあっても1位なら1位で楽しもうと思っています」と、賞金女王レースへの意欲をのぞかせた。
 

2位 横峯さくら
「今日の出来は90点ぐらいだけど、こういう日にノーバーディーはキツイですね。バーディーを取れるところでしっかり取らないと。2週連続優勝は、そんなに甘くないですね」。

3位タイ 三塚優子
「もう最後はイーグル狙いでした。キャリーでグリーンに乗るとオーバーするので、セカンドのクラブをすごく迷いましたね。8番アイアンで結局パーに。このコースは相性が良いので、本当はもっと頑張りたかった。初日が少し打ちすぎました…」。

3位タイ 原江里菜
「初日42位だったので、最終日までに上位に入れてよかったです。自分としては、上位に届くような調子では無かったので、今出来るベストだったと思います」。

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