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2009.5.4

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ

 2009 LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)が5月7日(木)からの4日間、開催される。

 長い歴史を持つこの大会は、1973年「ワールドレディス」の名称でスタートし、本年で第37回大会を迎えた。まさに“ワールド”という名に相応しく、今までに世界26カ国から世界の一流選手や将来を期待される選手が多数参加し、グローバルな大会へと成長した。そして昨年度よりLPGAツアー4番目の公式戦として、“世界に目を向け、世界が目を向ける大会”を大きな目標として、新たな感動に向けスタートを切った。

 今年から新たに戦いの舞台となる茨城県つくばみらい市の「茨城ゴルフ倶楽部・西」コース(6,553yards、Par72)は名匠上田治氏の設計により昭和37年に開場した。過去には男子トーナメントの舞台となり、数々の名勝負や熱戦が繰り広げられたこともゴルフファンの方々の記憶に残っていることだろう。そして今年、メジャー“ワールドレディス”の歴史を刻むに相応しい最高の舞台が整えられた。

 今大会の主な出場選手は、ロレックスランキング(2008.12.31現在)の出場資格からは、昨年のUSLPGAツアーで4勝を上げ、2008USLPGAマネーランキング2位のポーラ・クリーマー(アメリカ)。LETからは2008LETツアーで5勝を上げ2008同ツアーランキング1位のグラディス・ノセラ(フランス)。また2008韓国女子アマ優勝のバン・ダソル(韓国) 。日本ツアーからはディフェンディングチャンピオンの福嶋晃子を始め、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」2連覇の古閑美保。2008年「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」優勝の辛炫周(シンヒョンジュ・韓国)、同年「日本女子オープン」優勝の李知姫(イチヒ・韓国)。今期1勝を飾り早くも賞金女王に向け意欲を見せている横峯さくら。先週の「クリスタルガイザーレディス」で今季初優勝を飾った有村智恵。開幕戦『ダイキンオーキッドレディス』を制した地元茨城県出身の三塚優子など今や日本を代表するトッププレーヤー達が顔を揃える。

 昨年の最終日は公式戦史上に残る大熱戦となった。前半は福嶋、申ジエ、横峯、張娜(チャンナ・中国)の4つ巴の争い。後半に入ると横峯と張娜が連続ボギーなどで優勝戦線から脱落。優勝の行方は福嶋と申に絞られた。その後は両者一歩も譲らずプレーオフに突入。両者パーをキープしたまま迎えたプレーオフ5ホール目、申が約1mのボギーパットを外しついに決着。5ホールにも及ぶ壮絶なプレーオフを福嶋が制し、公式戦では1997年の「明治乳業カップ」以来となる3個目のメジャータイトルを手にした。
 世界の強豪を迎え、日本のトッププロとの死闘を繰り広げてきたこの大会。2009メジャー第1戦、女王の栄冠は果たして誰の手に。

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