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2018.9.15

集中力で勝負 ルーキー、林が単独首位

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第16戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額2,500万円、優勝賞金450万円)大会第2日が15日、岡山県玉野市・東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,380ヤード/パー72)で行われた。5,000人を超えるギャラリーが訪れ、大盛況。ルーキーの林菜乃子が、通算11アンダーで単独首位に立った。1打差の2位は、通算10アンダーの河本結、柳澤美冴。(天候:曇り時々雨 気温:25.9℃ 風速:2.5m/s)

 やるべき事はひとつ、だ。目前の1打に集中できるかどうか。ルーキーの林菜乃子は、1点へ集中していた。「今日は、ラウンドの内容をあまり覚えていません。このワンショットをどうするか。それだけを考えていたので、まったく順位を気にしていない。たとえトップでも、やるべきことは変わりません」。今年の最終プロテストに合格した際の初心を忘れてはいない。

 さらに、「パットを外しても、今は強かった。ラインが合っていない。自分が、ラウンドレッスンをされている感じでプレーしている」と説明した。9番、50センチのパーパットを外しても、それほどショックを受けた様子はなかった。「ラインが合っていなかっただけ。自分が思っているラインへ打ち出すことができたと納得した。仕方ないですよ」と沈んだところはない。

 切り替えの早さが身上だ。それが、後半の4バーディー、ノーボギーへつながったのだろう。単独トップに立った18番のバーディーチャンスは、「ボール1個分スライスする。そこへ打ち出せばいい」と、3メートルもスムーズにカップインさせている。指導を受ける芹澤信雄は常に、「目の前の1打を、とにかく大事に」という指導だ。「最終日、最終組は初めての経験。緊張した状況で、芹澤さんに言われたことができるか、楽しみにしている。今大会は、(芹澤から指導を受ける、西山)ゆかりさんも優勝を飾った。優勝したいけど、今夜はたくさん寝ます」と笑顔で答えた。睡眠は明日への活力を生み出す原動力である。

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