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2009.5.30

廣済堂レディスゴルフカップ 第2日目

 2009年度LPGAツアー第11戦『廣済堂レディスゴルフカップ(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)』の2日目が、千葉県市原市の千葉廣済堂カントリー倶楽部(6,365Yards,Par72)で行われた。朝から小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったが、昨日よりも風が弱く、雨の影響でグリーンも止まり、上位陣は軒並みスコアを伸ばしていった。また、この天候のなかにも関わらず、4,000人を超えるギャラリーが詰め掛け、大会を大いに盛り上げてくれた。

 その中、4アンダー2位タイからスタートした横峯さくらが8バーディー、ノーボギーの64で回り、通算12アンダーの単独首位に躍り出た。3打差通算9アンダーの2位に、初日トップの有村智恵が続き、さらに1打差通算8アンダーの3位タイには、竹末裕美と若林舞衣子がつけている。ディフェンディングチャンピオンの飯島茜は、3アンダーの16位タイで2日目を終え、連覇は厳しい状況となった。

 この日、自己ベストスコアタイの64をマークし、一気に後続を突き放した横峯。「あと3つぐらいは勿体ないところがあった」と振り返りながらも、「やはり噛み合ってくれればこういうスコアは出ると思うので、噛み合っているといえるんでしょう」と、自身のプレーを分析する視線はいたって客観的。2日間続けてのノーボギーについても、「特に意識していたわけではなく、終わってみればノーボギーだったという感じ」と冷静に語った。3日間同組で優勝争いを演じることになった有村の、「横峯さんのようなゴルフを目標にしたい」というコメントには、「いつの間にか自分も年齢が下のほうではなくなってきているし、そういう風に目標にされるということはありがたい」と表情をほころばせながらも、明日の展望について聞かれると、「ここはビッグスコアが出るので、3打差はほとんどないようなもの。自分は自分としてプレーしていきます」と勝負師の顔を見せた。

2位 有村智恵
「前半はグリーンに乗らなくて、エッジからのアプローチが多かったですね。いいパーは取れていたけど、本来ならバーディーを取っていくホールでのこと。横峯さんはそういう場面でもしっかりバーディーを取っていたし、その勢いに負けたかな…という感じです。横峯さんはグリーンを外しても危なげがないし、落ちてくることは期待できないので、明日はとにかく自分で伸ばさないといけないですね。ここはスコアが出るコースなので、すべてのホールで妥協せずに狙っていかないといけないです」。

3位タイ 竹末裕美
「今の調子は良くもなく、悪くもなくといった感じですね。このコースは自分としてはスコアが出せそう。ある程度狭くて、グリーンが小さいところが集中してできるんです。(目標のシード権は)今年は前半戦のうちに上位であがって、余裕を持っていきたいですね。今年はシード復帰して、特に優勝のことは考えてなかったんですけど、明日優勝争いしたら緊張するかもしれません。明日はアンダーでまわれたらいいです」。

3位タイ 若林舞衣子
「今日は危ないところがたくさんありましたが、パッティングの調子が良かったですね。1個長いパットが入ってくれたし、2m弱のパーパットもよく入ってくれて。ボールの位置をスタンスの中寄りに置いて、ヘッドアップしないように気をつけました。今日ノーボギーで回れたのはパットのおかげですね。先週は最終組にいながら優勝争いに加われなかったので、今週はその経験を活かして頑張ります」。

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