1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 廣済堂レディスゴルフカップ 最終日

2009.5.31

廣済堂レディスゴルフカップ 最終日

 2009年度LPGAツアー第11戦『廣済堂レディスゴルフカップ』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が、千葉県市原市の千葉廣済堂カントリー倶楽部(6,365Yards,Par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:24.0℃、風速:3m。時折激しい雨が降るなど不安定な天候にも関わらず、熱戦を一目見ようと、8,945人のギャラリーが会場に詰め掛けた。試合は最終組の3人が一歩も譲らぬ熾烈な争いを展開。首位スタートの横峯さくらは10番までに2つのバーディーを奪うも、13番で今大会初めてボギーを喫するなど、2位の有村智恵に2打差まで詰め寄られる。勝負の行方は最終ホールまでもつれ込んだが、最後は落ち着いてリードを守りきった横峯が、『スタジオアリス女子オープン』に続く今季2勝目を挙げた。首位と2打差の2位には、最終組で横峯と熱戦を演じた有村智恵。3位タイには同じく最終組の若林舞衣子と、この日6アンダーと大きくスコアを伸ばした諸見里しのぶが並んだ。

 「横峯さんが落ちてくることは期待できないので、とにかく自分で伸ばさないと」という有村の言葉どおり、序盤から激しい競り合いを展開した両者。3番で有村が長いバーディーパットを決めると、横峯もすかさずバーディーを取って反撃。白熱した戦いを振り返って、「ショットが良かった分、パターがカップまで届かないのが苦しかった。追い上げられているプレッシャーはありましたが、有村さんもいいパットがカップに蹴られたりしていたので」と語った横峯。勝利を確信したのは「18番の3打目をバンカーから打ってオンさせた時」。最後のバーディートライは「入ってくれたら“すべてよし!”だったんですけど…そうはうまくいかないですね」と少し残念そうな表情を浮かべたが、苦しんだ末にもぎ取った勝利の味には「嬉しいです!」と満面の笑みを見せた。

 ここまで11試合に参戦して2勝の横峯。今季最大の目標である賞金女王については「まだ3分の1しか終わってないですが、少しずつではあるけど近づいていると思います」と手応えを感じている様子。「今年は日本を中心に戦うつもり。最低でも3勝はしたいですし、毎試合チャンスはあると思うので、これからもがんばっていきたいですね」と、改めて賞金女王への強い意欲を見せた。

2位 有村智恵
「もう少し、バーディー合戦になるかな…と思っていましたが、入らずに1日が長かったです。今週はパットがよく入ってくれましたが、ショットが寄ってくれなかったので、そういうところを修正していきたいです。こうやって試合が盛り上がっていったように今度は自分でもそういうゴルフをして、今度こそ勝ちたいですね」。

3位タイ 若林舞衣子
「前半でドンドンいければ、いいところまで行けたと思うんですけど、ずっとチャンスを逃してしまって勢いをつけられなかったですね。自分で流れを変えなきゃいけないってことが分かってよかったです。最終組でしたが、緊張することもなくラクにできました。初優勝のときの緊張感はなかったですね」。

3位タイ 諸見里しのぶ
「スコア的にはナイスプレーだったけど、17番で4mのパットをショートしたのがすごく悔しいです。勝負どころでしっかりパットできないとダメですね。勝負どころのパットをしっかりと打てるようになれば、優勝争いできると思います」。


 尚、本日は最終組スタート後の練習場にて、「LPGAジュニアゴルフ体験コーナー」を実施。ご来場頂いたお子さんたちを対象に、スナッグゴルフを使用してパッティング・フルショットなどゴルフの素晴らしさや楽しさを体験していただきました。LPGAは、今後もスポーツとしてのゴルフの普及を目指すとともに、一人でも多くのゴルファーとゴルフファンを獲得するために、あらゆる活動に取り組んでまいります。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索