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2018.9.19

何事もプラス思考 酒井千絵が首位発進

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第17戦『中国新聞ちゅーピーレディースカップ』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が19日、広島県廿日市市の芸南カントリークラブ(6,460ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日は、プロ入り12年目の酒井千絵が、7アンダーで単独首位に立った。2打差の2位は、山城奈々。2週連続優勝を狙う河本結は2アンダー、20位タイへつけた。(天候:晴れのち曇り 気温:26.9℃ 風速:1.2m/s)

 プロ入り12年目、不惑の酒井千絵が、プロ入り初の首位発進を決めた。「出だしはダフって引っ掛けた。ここ何年か、ドライバーショットが右に滑って悩んでいる。しかし、今朝の練習場で、ボールをつかまえる感じがわかり、いけると思ったけど…。やっぱり違った」と説明したのは、10番のボギー。ところが、以降は一変する。8バーディーを量産した。

 「10番で2.5メートルのパットを入れ、次のパー5でバーディーが取れたので、いけるかなと予感があった。でも、まさかこんなにバーディーがとれるなんて…。コースは、グリーンがとてもきれい。おかげで、イメージが出る。タッチが合っていた。オーバーしてもOKの距離ぐらいです」。自己ベストタイの65を叩き出し、言葉が弾んだ。

 昨年6月、頸椎ヘルニアの手術を受けた。「3カ月はクラブを握らなかった」という。ただ、ツラい時にも、「ラーメンの食べ歩きをしていた」と楽しみを見いだす。「いろいろ調べ、昼と夜はラーメン。気に入ったお店は、何回も足を運んだ。35軒ぐらいを食べ歩きした。北海道出身でも、サッパリ系がいい」と明るい。復帰した昨年の京都レディースオープンで、いきなり2位発進。最終日はスコアを伸ばせなかったが、5位タイでフィニッシュした。

 「ここまで元に戻れるなんて、思ってもいなかった。京都のときもいったけど、やはりゴルフは楽しい。毎試合、毎試合、プレーを楽しんでいる」。23日は41歳の誕生日だ。「いい誕生日を迎えるため、速報ボードへ名前が残りますように…」と控えめだった。というわけで、ボードの一番上-ではの質問は、あすのホールアウト後にしよう。

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