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2018.9.20

香妻琴乃 充実と収穫の秋

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

 LPGAツアー第29戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が9月21日、宮城県利府町・利府ゴルフ倶楽部(6,534ヤード/パー72)で開幕する。20日はプロ・アマチャリティートーナメントが行われた。

 用具契約するスポンサー大会。毎年、注目を集める香妻琴乃が最初の言葉は、「楽しみと、うれしさ」だった。前週のマンシングウェアレディース東海クラシックで、LPGAツアー初優勝。プロ8年目で悲願を達成した。ところが、喜んでばかりはいられない。課題も発見。優勝でリランキングの不安は霧散し、高校時代を過ごした宮崎での最終戦・LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップの出場権は確定したが、TOTOジャパンクラシックの出場獲得など、ターゲットが残っている。何よりも、勢いを味方に、次の1勝-と志はより高くなった。

 というわけで、「前週の第2日、パッティングの調子がまったくという感じでした。第1日、最終日も結果オーライでしょうか。まだ、詰め切れていないところがたくさんあります」と明かす。鉄は熱い内に。17日、都内のゴルフスタジオを訪ね、感じた悩みを打ち明けた。同時にパッティングのチェックを。

 「フォローで詰まっている感じがします。また、ミスをするときは、ゆるんで右へ出てしまう」と香妻の問いに、「アドレスで体重が、つま先へかかりすぎている。スタンスをセンターへ」とアドバイスを受けたそうだ。ショットの状態は、引き続き良好。コースが代わっても、対応できればさらに自信が増す。

 「リランキングで、残り試合の出場チャンスをつかむつもりでいました。でも、今週からその負担がない。油断しているわけではない。心が少し軽くなった。自分のゴルフが、もっと良くなるように、いろいろと試合で実践できます。今回、どんなスコアでプレーできるか。そういうことが楽しみです」と語っている。

 2016年の大会、2位で最終日、最終組を迎えたが、パープレーに終わった。「優勝争いとはいえないプレー。とても悔しかったです」と加える。右肩上がりで調子がアップしている、今だからいえた、ひとことだと感じた。

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