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2009.6.7

リゾートトラストレディス 最終日

全美貞が連日の65で大会2連覇!

 2009年度LPGAツアー第12戦『リゾートトラストレディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の最終日が、滋賀県甲賀市にある「ザ・カントリークラブ」(6,611y par72)で行われた。

 天候:曇り、気温:21.0℃、風速:4m。昨日に引き続き、絶好のコンディションで行われた最終日。2日目7アンダーの単独首位からスタートした全美貞(ジョンミジョン・韓国)が、この日もバーディーを次々と奪う圧巻のゴルフで65をマーク。通算14アンダーで今季初優勝、ツアー通算10勝目を飾った。7打差の2位には福嶋晃子。さらに1打差の3位には三塚優子が入った。

 また、この試合終了時の賞金ランキング上位4選手(横峯さくら、三塚優子、全美貞、諸見里しのぶ)は、次週のサントリーレディス終了時の賞金ランキング上位5名に与えられる『全英リコー女子オープン』への出場権利を確実なものにした。

 出だしの1番ホールでバーディーを奪い、幸先良いスタートを切った全。しかし続く2番、3番で連続ボギー。今季何度も優勝を逃している全に不穏な空気が漂った。それでも全は「あのボギーで返って気が楽になりました」と4番から再び息を吹き返し、その後は8バーディーを奪った。「今度こそ勝ちたかったから緊張しました」。昨年の最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』では、最終ホールまでリードしながらも痛恨のダブルボギー。今年の『スタジオアリス女子オープン』では、終始試合をリードしながらもプレーオフで逆転負けを喫していただけに、ディフェンディングとして迎える今回の大会への思いは人一倍だった。優勝後は「本当に嬉しい。去年、今年と苦しい思いをしたので、10勝は本当に難しかったです」と感慨深げ。「去年苦しい思いをしたときに、スイング矯正をしなければダメだと思いました。今はそのスイング矯正がうまくいっているお陰で、距離も伸びてゴルフが楽です」。悔しい敗北を胸に刻み、努力を重ねた結果がついにこの大会で実った。

2位 福嶋晃子
「午前中はちょっと体がしんどかったですね。後半は体が楽になってきたので頑張ったんですけど、もうちょっと朝から体調が良ければ…。スタート前はパッティングの感触は良くて、途中から良いところに乗るようになってきましたね。今日を乗り切らなきゃというのと、2位には入りたいと思っていたのですけど、私が前半で良いプレーが出来なかったので、美貞に楽にプレーさせてしまったし、そこは本当に私がいけないです。でも美貞は良いプレーをしてて楽しかったです」。

3位 三塚優子
「今日はバーディーチャンスは結構あったんですけど、ものに出来なかったです。ショットは良かったので、あとはパッティング次第ですね…。(パットの修正点は?)今回3日間通して思ったのは、読み方が浅いということ。ラインを薄めに読んで、ラインの下を通ることが多かったので、しっかりラインを読めば入ってくれると思います。(全英出場権獲得と聞いて)ホッとしました。向こうは気温の変動がすごいと聞いたのでそれに対応することと、飛距離が風にかなり左右されるようなので、その中で冷静に自分のゴルフが出来ればと。いい経験になるし、スキルアップの機会だと思っています」。

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