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2018.9.21

佐伯三貴 8メートルの前祝い

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県)第1日

 円熟味を増した佐伯三貴のプレーが光った。「調子は、あまり良くなかったけど、パッティングがすごくいい。何度も助けられました」と話す。特に「16番ホール。ティーショットが右ラフに行き、ボールがうまく出ない。でも、8メートルのパーパットが入った。それが私の今日、一番です」とうれしそうだった。

 宮城は大学時代を過ごした、第二の故郷。「大学生のときからお世話になっているおじちゃん、おばちゃんがいっぱい。挨拶回りが大変です」。一方、馴染みの店では、「『三貴ちゃんがくるだろう』って、今はメニューにはない、大好物の生姜焼きに必要な生姜を買って、準備してくれていました」と笑顔で語っている。

 今シーズン、3度目の首位スタート。だが、いずれも第2日以降に失速した。「あす、22日が誕生日。今日は33歳最後で、良い終わり方ができました。今度は、良い始まりができるように」と決意の言葉を。通算7勝の佐伯も、最後に勝ったのは2013年のフジサンケイレディスクラシック。故郷、広島では、ご贔屓の広島東洋カープが優勝目前で足踏み状態だが、吉報を宮城から、広島よりも早く届けたい。

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