2018.9.23
佐伯三貴 躍進のきっかけは『センターを狙え』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント 利府ゴルフ倶楽部(宮城県)最終日
「楽しかったです」。ホールアウト後、佐伯三貴が最初にもらした言葉は、実にサバサバしていた。5年ぶりの優勝をねらった最終日。前半は、大江香織との一進一退の首位争いを繰り広げる。だが、後半の14番、17番のボギーで後退。優勝の願いは、はかなく消えた。
しかし、「久しぶりで、なんとなく忘れかけていた優勝争い。でも、やってみれば以外とできる。自信になりました」と、復調のきっかけをつかんだことをアピールした。今大会は、「今年、はじめて父が練習ラウンドだけ、広島から来てくれて、『初心に帰って、センターを狙え』とアドバイスしてくれました」と明かしている。
昨年は、賞金ランキング53位で賞金シードを逃したが、今年の第1回リランキングまでの出場権を獲得。何度か第1日に首位に立ち、存在感を示したものの、最終日のV争いまではいかなかった。22日で34歳。現在、女子プロゴルフ界ではベテランといわれる年齢になっている。今回の活躍で、賞金ランキングも64位から53位へ上昇。「まだ、試合がある。良いきっかけになった」と語っている。リズミカルで切れ味抜群のショットメーカーは、第二の故郷で闘志がよみがえった。
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