2018.9.26
マネジメント変更がプラス 立浦葉由乃が単独首位
2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第18戦『フンドーキンレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が26日、大分県臼杵市の臼杵カントリークラブ(6,493ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日は、プロ入り2年目の立浦葉由乃が、5アンダーで単独首位。1打差の2位にイジヨンとアマチュアの水木春花がつけた。(天候:曇り 気温:22.7℃ 風速:3.1m/s)
立浦葉由乃が、プロ入り初の首位発進を決めた。「このコースはグリーンが小さくて難しい。無理をせず安全にプレーすることが大事」とマネジメントを重要視したことが、好結果に。ところが、「今日は、ショットのフィーリングがイマイチ。しかし、悪いなりにもいいイメージを出しながら、プレーしたことがよかったと思います」といい、納得のプレーができなかったものの、「前半は、ロングパットがグリーンの外から決まり、しっかりと流れをつくれた」と解説した。
7番のバーディーは、フェアウェイからパターで10メートル。9番も再び、フェアウェイからパターで13メートルをカップインさせる離れ業を披露した。18番は、「ラッキーでした」と右のラフから1.5メートルにつけ、バーディーで締めくくり、見どころ十分の内容で、5バーディー、ノーボギー。
では、どこが変わったのだろう。「2週前のマンシングウェアレディース東海クラシックから、バーディーを取りにいくことより、ボギーを打たないことを最優先するようにした。チャンスがあれば、バーディーを狙う作戦です」と話す。臨機応変のマネジメントへスイッチしてから、今回で3戦目。前週の中国新聞ちゅーピーレディースカップでは、第2日を終え、首位タイだった。最終日は「体力不足でした」と反省したが、5位タイフィニッシュと、一応の結果を残している。アドバンテージを握るのは初体験。未知の一面を見いだすには、第2日も変幻自在の作戦が必要だ。
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