ニチレイＰＧＭレディス　最終日

　2009年度LPGAツアー第14戦『ニチレイPGMレディス』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）の最終日は、AM7:50に降雨によるコースコンディション悪化により競技を一時中断。その後も一向に雨が止む気配は無く、競技続行不可能と判断。AM10:30に最終日の競技中止が決定した。2日目首位の横峯さくらが優勝となり、今季3勝目を飾った。2打差の2位には有村智恵。さらに1打差の3位タイには古閑美保、全美貞（ジョンミジョン・韓国）、森田理香子の3人が入った。

　なお選手への賞金支払いは通常75%となるが、主催者の厚意により、賞金の100%が選手へ支払われることになった。（賞金ランキングへの加算は75%）

　思わぬ形で3勝目を手に入れた横峯。「この雨の中なので正直やりたくはなかったですけど、中止の事とか考えてしまうとモチベーションが下がってしまうので、最後までやるつもりでいました」と雨が降りしきる中でも心構えは十分だった。自身の目標としていた「最低でも年間3勝」をシーズン中盤を待たずして早くも達成。「まだ半分以上あるし、5～6勝出来たらいいかなと思います」と悲願の賞金女王へ向けてさらなる飛躍を誓っていた。

2位　有村　智恵　
　「やりたかったですね。ハーフでもいいから。でもこればかりは仕方がないので来週頑張ります。来週はディフェンディングチャンピオンなのでぜひ勝ちたいです」。

3位タイ　古閑　美保
　「ちょっとやりたかったかな。これだけ降ればしょうがないですよ。横峯さんとだいぶ差がつきましたが、私は賞金女王は狙ってはいないです。それは結果だと捉えています。まずは自分の今季1勝目を早く挙げたいです」。

3位タイ　森田理香子
「昨日の夜のニュースで『ザーザー降り』といっていたので・・・。予選落ちが続いているときは、どうなることかと思っていました。また、QTに行かなければ行けないかと・・・。やっと最近調子が上がってきました(現在賞金ランキング28位)。日本女子オープン(10/1～4)に出場したいので、来週も順位を上げたいです」。