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2018.9.27

ユソヨン 気合と情熱の首位発進

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー公式戦『日本女子オープンゴルフ選手権』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)が9月27日、千葉県野田市・千葉カントリークラブ 野田コース(6,677ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日、世界ランク4位のユソヨンが65をマーク。7アンダーで首位に立った。2打差の5アンダー、2位タイはルーキーの高橋彩華と、フェービーヤオ。大会3連覇を狙う畑岡奈紗は1アンダー、17位タイにつけた。(天候:雨 気温:16.2℃ 風速:1.5m/s)

 首位スタートを決めたユソヨンは7バーディー、ノーボギーの65。圧巻のプレーを披露した。18番、第3打をショートし、7メートルのバーディーパットが残る。「15番でバーディーを決められなかったことが悔しい。16、17番はとても難しいから、次のチャンスは18番だと思った。でも、ショートしてしまい、ロングパットが残ったけど、力を込めてパッティングし、うまくカップへ沈めることができて、とてもうれしく思う」と満足そうな笑みをたたえた。

 元世界ランキング1位で、現在も同4位。2011年全米女子オープン制覇の戦績は目を見張る。「カナダと中国のナショナルオープンも優勝している。日本女子オープンも、ぜひ私のコレクションへ加えたい。韓国にいた時、今大会をテレビで見ていた。畑岡さん、宮里美香さん、諸見里しのぶさんの優勝シーンは印象に残っています。ナショナルオープンは特にセッティングがハードになる。そんな状況に立ち向かうことで、特に気合が入ります」と加えた。

 気合だけではない。テクニックも超一流だった。攻守の切り替えが素晴らしい。パー5の3番、第3打はあえて、ボールを低く-。「外れるとOBになりやすい。イレギュラーに応じたショットを打ち分けるようになったのは、米国でプレーするのに必要だった。今回は、それを活かし、グリーンへ乗せることが難しければバンカーがベストポジションだと思って……」と解説する。随所にスーパーテクニックを披露し、ギャラリーの熱視線を浴びた。

 そして、「とてもいいスタートです。残り3日間もこの調子でいきたい。雨で、グリーンが柔らかいから、アグレッシブに狙っていける。ただ、グリーンのまわりのラフが深いから用心します」。コレクションは多い方がいい。4つ目のナショナルオープンを目指し、口調も滑らかだった。

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