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2018.9.29

シルバーコレクター返上 菊地絵理香が挑む

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー公式戦『日本女子オープンゴルフ選手権』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)大会第3日が9月29日、千葉県野田市・千葉カントリークラブ・野田コース(6,677ヤード/パー72)で行われた。この日、際立ったのはベストスコアの67をマークした菊地絵理香。通算10アンダーへスコアを伸ばし、ユソヨンと並び首位に立った。1打差の通算9アンダー、3位へフェービー・ヤオがつけ、大会3連覇を狙う畑岡奈紗は通算8アンダー、4位。(天候:曇りのち雨 気温:21.7℃ 風速:0.8m/s)

 チャンスは毎年のように訪れた。ところが、あとひと息。菊地絵理香は今大会と相性がいい。毎年、コースは変わるものの、2013年からすべてトップ10フィニッシュで、しかも2位タイが2度もある。首位タイで迎える最終日、今年こその意気込みが全身からみなぎっていた。

 「すごくいいポジションで、最終日を迎えることができます。とにかく、今日の5アンダーは大きい。またチャンスが巡ってきた。今度はしっかり狙って戦います」と話す。この日の圧巻は、6番で2メートルを決めてからの、3連続バーディーだろう。7番は、ピン左奥5メートルを沈め、パー3の3番では3Wでピン手前3メートルにつけた。これも、勢いに乗って、カップイン。他では1番の7メートル、12番、左カラーからの5メートルや、15番の10メートルなど、雨の中で声援を送ったギャラリーが大満足するスーパープレーである。

 しかし、最もこだわっているのは、100ヤード以内のショートゲーム。「フェアウェイウッド、UTなど、長い番手をこれほど使うとは思ってはいなかった。私が力を入れたのは、ラフへ入ることをも想定した、100ヤード以内の練習です。去年、一昨年で3勝をあげてから、100ヤード以内のショットが最も良くなったと思う」という。なるほど、カップインさせる前には、チャンスをつくらなければならない。チャンスが増えれば、スコアが伸びるのも当然か。

 加えて、自身が今大会との相性を強調した。「ハイスコアになるセッティングは得意ではありません。その代わり、ラフが深く、ガマン比べのような戦いが私には向いている。毎年、今年こそは、の気持ちでプレーしているし、過去の戦いはしっかり記憶に……。(2位タイの13、15年は)どちらも悔しい」と漏らす。

 シルバーコレクター返上の絶好機。ヤマトなでしこは、忍耐と努力で希望を見いだすのである。

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