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2018.10.12

ひらめきでピンチを脱出 蛭田みな美が単独首位

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第20戦『日台交流うどん県レディースゴルフトーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が12日、香川県仲多度郡・満濃ヒルズカントリークラブ(6,436ヤード/パー72)で開幕。大会第1日は、今季ステップで優勝を飾った蛭田みな美が、4アンダーで単独首位に立った。1打差の2位タイは、米澤有、中井美有、脇元華がつけた。(天候:晴れ時々曇り 気温:18.7℃ 風速:2.0m/s)

 蛭田みな美は、2年前の今大会も首位スタート。コースとの相性は抜群である。「パッティングがいい。思ったところに打ち出せた。ショートパットを2つ外したのは残念だけど、ロングパットが決まってくれたから」とプラス思考である。

 この日のハイライトは、バーディーよりも、パーセーブの17番、パー3。「7番ウッドで引っ掛けてしまった」という第1打は、ピンまで15ヤードの位置にあった。しかも、間には大きな尾根があり、パターで打つと「グリーンの外に出てしまう」。そこで、選択したのは、9Iだった。「テレビで実践した選手がいたことを思い出した。カラーと同じ様にロフトを立て、ランニングさせ払うように打った。試合でも練習でもなし。初のトライです」と説明する。結果はどうなったかといえば、1メートルに寄せ、パーセーブに成功。勇気の9Iだったというわけだ。

 今シーズン、九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメントでステップ優勝を飾っているが現在、賞金ランキングは16位といまひとつだ。とりあえず、セカンドQTは免除になるが、「今回と、次週の京都レディースオープンで優勝し、賞金ランク5位以内に入りたい」。ファイナルQTからの出場が目標だ。「2日間競技だった2年前、第2日の4番でOB。そこから、流れが悪くなった。明日は、今日より1ストローク少ない、5アンダーを目指す」。勢いを止めるわけにはいかない。

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