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2018.10.20

ドラマチックに 菊地絵理香、猛チャージの予感

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)第3日

 5打差を追う菊地絵理香。体内に流れる上昇気流を感じている。さらにスコアが出そうな感触は? との質問に、「出ると思います」。はっきりと宣言した。今大会は、昨年まで相性がいいとはいえなかったが、「苦手でした。60台のスコアを出したのは1度。どこが違うかなど、うまくは説明できないけど、今年は苦手だったコースで成績がいい」と、不思議そうに語っている。

 ところが、苦手をつくらないのは、名手の条件。要因は技術の進歩に他ならない。「ショットがいいからでしょうね。ちょっとしたタイミングをつかんで、それがなじんできた。ただ、優勝できないということは、最終日にスコアを伸ばしきれないから。もっかの課題ですね」と話した。というわけで、あすは新しいスタイル構築という課題が待ち受ける。

 それにしても、この日のプレーは充実ぶりを存分にギャラリーへアピールできたことだろう。ロング、ミドルパットが決まり、極め付きは13番のイーグル。残り133ヤードの第2打をカップインさせた。「カップへ入った瞬間は何となく見えたけど、本当かどうか…。そんな感じでした」。今季は後半戦から定期的にオープンウィークをとるローテーションだ。

 「今回から最後までは連続して出場しますけど、ここまでは3、4試合出たらお休みをいただきました。しかし、休んでもトレーニングへ2、3回行く以外、ほとんど外出はしません。掃除や録画したテレビドラマをみました。秋からスタートしたドラマの第1回は、すべてみて、おもしろかったら2回目へ。ゆっくりしていますよ」と意外なプライベートを明かす。プロゴルファーではなく、オンとオフを上手に使い分けている。蓄積したエネルギーを最終日、強烈なスコアへ転換するために-。

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