1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 松田鈴英 悔しさと引き換えに大きな経験

2018.10.21

松田鈴英 悔しさと引き換えに大きな経験

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース マスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)最終日

 初めての最終日、最終組。最後に崩れてしまったものの、圧倒的優位と見られていたアンソンジュを確かに追いつめたのは、松田鈴英だった。2番、3番で連続バーディーを奪い、勢いにのると、大乱調のアンが9番まさかのダブルボギーで、あっという間に1打差に。「アンさんが予想外に落としていたので、いけるかな」と、突入したバックナインでもバーディーを重ね、くらいつく。

 本人が「経験不足が出た。悔しい」と振り返ったのが上がり3ホール。「簡単なアプローチだったのに」と16番で寄らず入らずのボギーとすると、「風がアゲンストで、力んでしまった。リズムが速くなった」と17番のティーショットを大きく左に曲げて、ダブルボギー。ホールアウト後には張り詰めた緊張がはじけ、目からは大粒の涙がこぼれた。

 しかし、賞金ランキングは15位まで浮上。「今年の目標でもある」という最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権(賞金ランキング25位まで付与)獲得には大きく前進をした。「できれば優勝して決めたい」と今回の経験を糧にして、シーズン最終盤の戦いに挑む。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索