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2009.9.28

日本女子オープンゴルフ選手権競技 開催!

今年で42回目を迎える「日本女子オープンゴルフ選手権競技」は、千葉県「我孫子ゴルフ倶楽部」で初めての開催となる。戦いの舞台「我孫子ゴルフ倶楽部」は、戦前の日本を代表する名ゴルファー、赤星六郎氏の設計で昭和5年に開場。名コースデザイナー、C.H. アリソンの影響を受けた赤星氏は、小さく固い砲台グリーン、深いアリソンバンカー、クロスバンカーなどを巧みに配置し、後世に残る名レイアウトを造りあげた。

本大会の主な出場選手はUSLPGAツアーで初勝利をあげた宮里藍、「アクサレディス」で凱旋優勝の上田桃子、メジャー2勝を含む今季6勝で賞金女王レースを牽引している2007年チャンピオンの諸見里しのぶらに加え、今年USLPGAツアーに参戦している宮里美香、特別承認選手として今年の全米女子オープンを制したチ・ウンヒ(韓国)が出場するほか、今季4勝の横峯さくら、同じく4勝の有村智恵、今季1勝目が誰よりも期待される古閑美保、04年大会以来の優勝を狙う不動裕理ら総勢120名が出場する。

紫雲で開催された昨年の最終日は史上稀に見る熾烈な戦いを呈した。まず前半単独トップにたったのは韓国出身のキムソヒ。首位と1打差でスタートしたキムは前半で3つのバーディーを奪い混戦から一歩抜け出したが李知姫、不動裕理、宮里藍らが猛追し、首位から2打差に6人がひしめいた。勝負の行方はバックナインにもつれ込み、李が10番と13番でバーディーを奪い単独首位に立つ。宮里は12番、13番を連続バーディーとし、首位と1打差につけ、李が14番でボギーを叩くと宮里がついに李をとらえた。更に不動も17番でバーディーを奪い首位に立つ。そしてリエスドも15番でバーディーを奪うと、李、宮里、不動、リエスドの4人が3アンダーで首位に並んだ。勝負がついたのは18番ホール(512Y/PAR5)。不動が18番ボギーとし首位から後退。続く宮里は18番をパー、李知姫とリエスドの2人を待つ。李の18番ティショットは左のラフに外れるも、セカンドを残り105Yの位置まで運びピンチを脱出。続く3打目をピン横2mにつけて見事バーディー。通算11勝目で悲願のメジャータイトルを手にした。

ローアマチュアには昨年の森田理香子に続き本年度のプロテストに合格した竹村真琴が通算16オーバー、全体の47位タイで獲得した。トッププロとトップアマが集うこの大舞台。そのフィールドもさることながら、セッティングも日本一の難しさとされる女子オープン。このビッグタイトルをつかむのは誰だろうか。“我孫子のメジャー”は、まもなく幕をあける。

財団法人 日本ゴルフ協会が主催する今大会は、大会独自の出場カテゴリーを持ち、LPGAツアーは昨年の賞金ランキング20位までの者と、今年7月20日時点の同30位までの者、過去5年間の選手権優勝者、前週までのLPGAツアー優勝者、本大会独自の予選会通過者などの、LPGAシード選手にとっても狭き門となっている。

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