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2009.10.9

SANKYOレディースオープン 第1日目

強風のなか、全美貞がノーボギーの66で単独首位!

 2009年度LPGAツアー第27戦『SANKYOレディースオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の初日が群馬県桐生市の赤城カントリー倶楽部(6,462Yards,Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:21.9℃、風速:6m。台風直後の強風に苦戦する選手が続出した初日。そんな難コンディションのなか、この日唯一となるノーボギーの66をマークした全美貞(ジョンミジョン・韓国)が通算6アンダーで単独トップに立った。3打差の2位には服部真夕、さらに1打差の3位タイには大場美智恵と飯島茜が続いている。また海外ツアーから一時帰国の宮里藍は通算2オーバーの21位タイ、上田桃子は通算5オーバーの56位タイと大きく出遅れた。

 時折吹く突風や、風により急激に硬くなったグリーンに各選手が「難しい」と口を揃えるなか、完璧なプレーを見せた全。「前半はショットが良くて、自信を持って打って行けたことが良い結果にも繋がったと思います。後半は難しい所についても、パターで凌げました」とグリーンを外したのは僅か2ホールだけという正確無比なショットで次々とチャンスにつけた。思うようなスコア出なかった先週と比べて、「スイングの変化は無い」という。先週との違いを聞かれると「先週はスイングは悪くなかったのに、なぜか不安がありました。今週はスイング自体に変化は無いのですが、自信を持てていることが、大きな違いですね」とスイング改造の効果が徐々に自信となって表れている様子。「明日というよりも、今週3日間、自信を持って自分のプレーをしたいですね」。今季勝利した3勝は全て2位と5打差以上の圧勝という全。明日もマイペースで他を圧倒できるか。

2位 服部真夕
「今日はピンの位置が厳しくて難しかったですね。でもショットが良かったので、いい所についてくれました。グリーンもすごく転がるので、タッチが難しいです。でも今日はそのタッチが合ってましたね。技術的な部分では、30~40ヤードのアプローチが先週は全然ダメだったので、それを修正しています。明日からは難しいコンディションになると思うので、我慢のゴルフになってくると思います。アウトのほうが取りやすいと思うのでしっかり取って、インは難しいので我慢していきたい。今日インが良かったのはたまたまです」。

3位タイ 大場美智恵
「(風邪をひいてるようですが?)はい。インフルエンザではないんですが、昨日は熱が37.5℃あって…今日は計ってません。こういう状態でやったから、何がどうだったかよく覚えてないんですよ。今日は自分のスイングのことよりも、とにかく周りの選手に迷惑をかけないようにと心がけてたんですけど、力が入らないのが良かったのか、いつもよりショットが曲がらないし、グリーンにも乗ってくれましたね。いつもこういう風に打てればいいんですけど(笑)」。

3位タイ 飯島茜
「最終18番は(同組の若林舞衣子のチップインイーグルに)鳥肌が立っちゃいました。そのあと気持ちを落ち着かせて3打目を打ったら、私の球もカップにかすったのでビックリしましたね。(3打目は)107ヤードをピッチングウェッジで打ちました。欲張っちゃいけないと思いながら、イメージどおりの距離で打ったら結果的に良かったですね。今日はピンポジションも難しかったので、グリーンに乗せても3パットするところがいくつかありました。でも全体的には良かったです」。

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