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2018.10.28

Day 3 ~ 鈴木美重子のプラスワン テック

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)最終日

 今回、ささきしょうこさんのスイングを見て、体重移動の仕方が、少しだけ違っていたことに気がつきました。以前はボディーターンを重視。しかし、夏を境に体の正面でインパクトを迎えることに主眼を置いたとのことです。言葉にするのは簡単でも、プロは感性が生命線。長年続けたことを体へ覚えこませるために、かなりの努力をはらったのではないでしょうか。

 今季初優勝を飾った、スタンレーレディスゴルフトーナメントでは、スムーズなスイングで飛距離が出る印象。精度の良さが際立ってきたように思います。さらに、今大会ではスイングがもっとスムーズに映りました。第1日からジワリジワリと調子をあげて、最終日に素晴らしいプレーをたくさんのギャラリーへ披露。優勝が決まって、感服したのは、「今回の優勝は、ギャラリーの皆さんの声援と、これ以上は望めないほどのセッティングをしてくださった、コースのスタッフの皆さんのおかげです」と話してくれました。

 「特にグリーンの仕上がりがすごかった。グリーン上でラインを読んでいると、どんどん良いイメージがふくらんでくる。コースに後押しされたといっていいかもしれません」とも感謝をのべています。ささきさんのスイングの良さは、軸がぶれないことにつきるでしょう。体幹がとにかく、しっかりしている証拠です。天性の素質だけではありません。ジュニアの頃からの鍛錬が、LPGAツアー通算3勝をもたらしました。中学から3キロのダンベルでスイング練習の毎日。体力強化の意味合いもありますが、これは相当にきつかったと思います。

 継続は力。プロを目指すために、きついルーティンを繰り返したともうかがいました。ぶれない軸は、鍛錬の賜物です。また、彼女のアドレスは、スタンスが極端に狭い。精度があがる利点もありますが、行うのはとても難しい。体幹がしっかりしているからこそ、あのスタンス幅でスイングができるのでしょう。次週以降、ぜひそのあたりも注意してご覧ください。

                                                                                                          (鈴木美重子=担当理事)

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