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2009.10.10

SANKYOレディースオープン 第2日目

アンダーパーが僅か3人となるなか、全が首位をキープ

 2009年度LPGAツアー第27戦『SANKYOレディースオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)の2日目が群馬県桐生市の赤城カントリー倶楽部(6,462Yards,Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:18.8℃、風速:2m。日陰では肌寒さも感じられる気候となった2日目。難コースに苦戦する選手が続出し、アンダーパーが僅か3人となるなか、首位からスタートした全美貞(ジョンミジョン・韓国)が1つスコアを落としたものの、通算5アンダーで首位を守った。1打差の2位には飯島茜。さらに2打差の3位には服部真夕が続いている。また海外ツアーから一時帰国の宮里藍はこの日2つスコアを伸ばし、通算イーブンパーの4位タイに浮上した。

 今日は73と1つスコアを落とし「昨日と比べるとそんなに内容が良くなかったですね」と振り返った全。「やはり、コースが難しいです…今日はショットに自信を持って打てなかったです」と昨日の会心のラウンドの再現とは行かなかった。それでもこの難コースで堂々首位をキープしているだけに「難しいですが、頑張ります」と今季4勝目は譲れない。

 そして2日続けての70で1打差2位に浮上した飯島。「プロになって5年目ですが、スランプなのではないかと思う位、今年はボールに当たらなくて…」とこれまで出場試合の3分の1の9試合が予選落ちと苦戦を強いられていた。そんな時に浮上のきっかけをくれたのが、かつての師匠、ジョー・ティール氏。「先週たまたま来日していた時にスイングを診てもらったら、18歳の時のスイングがビデオに残っていて。それを見ていたら、以前に比べて今はアドレスが前屈みになっていたのが分かって。クラブもインサイドに引きすぎていました」と忘れかけていた好調時のスイングを取り戻した。「今は自信を持てているし、コニカ(優勝した2007年の選手権)の時より自信はある」。スランプを完全に脱出するためにも明日は強い飯島を見せつけられるか。

3位 服部真夕
「前半は苦しいゴルフでなかなかバーディーを取ることができなかったですが、上がり2ホールでバーディーを取れたので、明日に繋がるゴルフはできたと思います。これまでは最後に決めきれないところもあったんですけど、今日の上がり2ホールは本当に良かったです。明日も今日と同様難しいセッティングになると思うので、我慢しながらやっていきたいですね。でも最終日最終組は今シーズン初だと思うので、楽しんでプレーしたいです」。

4位タイ 宮里藍
「今日も難しかったですね。9番ホールは単純なミスです。後半はコースマネジメントを意識して、納得のいく中でストレス無くプレーすることができました。後半はグリーンの読みも合ってきましたし、長いパットもストロークに意識することで迷いが無かったのが良かったです。今週のほうが(先週の女子オープンより)グリーンも難しいので頭を使いますね。明日もピンポジションによって求められるショットが出てくると思うし、それに対して1打1打、集中してやっていきたいですね」。

4位タイ 横峯さくら
「調子は悪くはないかな、という感じです。我慢しつつスコアを伸ばせれば…と思っていました。3つのボギーのうち2つはパット。ロングパットのタッチがまだ合ってないですね。グリーンには乗っているけど距離が残ったり…。ストレスの溜まる一日でした。グリーンではフラットなラインだったんですが、打ち切れていませんでした。もったいない感じですね。明日は最終的にはパットがカギになると思います。パットを難しいところにつけないようにしたいです」。

4位タイ 李知姫
「今日はショットがあまり良くなかったんですけど、スコアを伸ばせたのでよかったですね。特に後半は風があって、ショットが良くなかったです。グリーンはすごく難しいです。昨日に比べると風が弱いので、グリーンがそんなに乾いていませんでした。ピンポジションも難しかったですね。(この大会では過去2勝ですが)相性はいいです。イメージが出るのでプレーしやすいですね。明日は2位狙いで頑張ります」。

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