1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 富士通レディース 第2日目

2009.10.17

富士通レディース 第2日目

飯島、佐伯の2人が65をマークし、一気に首位に!

2009年度LPGAツアー第28戦『富士通レディース』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が千葉県千葉市の東急セブンハンドレッドクラブ(6,588Yards,Par72)で行われた。

天候:くもり、気温:21.1℃、風速:1m。昨日に続き、絶好のコンディションとなった2日目。各選手が次々とスコアを伸ばす中、2アンダーからスタートした飯島茜、佐伯三貴の同組2人が7つスコアを伸ばす猛チャージで通算9アンダーの首位に立った。1打差の3位には馬場ゆかり。さらに2打差の4位タイには宮里藍、N・キャンベル(豪)の2人が続いている。

この日、トップと2打差の同組でスタートした2人。前半は佐伯が5番で121ヤードの2打目を直接入れイーグルを奪うなど、7番までに6つスコアを伸ばして試合をリード。その佐伯が8番でボギーとすると、今度は同組の飯島が10番からの3連続バーディーで一気に佐伯に並びかけ、最終組さながらの首位攻防となった。

前半は佐伯のプレーに圧倒されながらも、マイペースで順調にスコアを伸ばした飯島。「先週優勝争いした時から手応えはありましたが、その先週よりアイアン、パッティングの調子も良いですね」とショットメーカーの飯島らしいプレーが光った。地元・千葉県で行われる今大会は「自宅通いなので、新しく飼い始めたトイプードルのパンちゃんに癒されています。犬はゴルフの結果を知らなくても飛びついて来ますしね(笑)」とリラックスして臨めている。一時期の「ボールにまともに当たらない」という大スランプから復活しつつある飯島。「先週は自信があったけど、結果的に叩いてしまいました。今週は修正したので、いけると思います」と完全復活へ向けて、明日は試練の18ホールを迎える。

前半で圧巻のチャージを見せた佐伯は「8番のボギーで良い流れが切れるかと思いましたけど、その後は飯島さんが引っ張ってくれて、私も良い感じでついていけました」と流れを切らさずに後半も2アンダーでまとめた。大会前からの喉の痛みや咳で「あまりにしんどくて、火曜・水曜と点滴を打ってきました」と体調は思わしくないが、木曜に行われたプロアマ大会では自身初の優勝。「プロアマ大会で勝つと、本番で勝てないというジンクスがあるんですけど、私自身初めてのプロアマ優勝だし、素直にゴルフの調子の良さが出た結果だと思います」と良い流れで本番を迎えられた。「勝ちたい気持ちは当然ありますけど、今は優勝争いを経験することが大事。自分のゴルフをして優勝できたら最高ですね」と明日は冷静なゴルフで悲願の2勝目を狙う。

3位 馬場 ゆかり
「一番嬉しいバーディーが最後に来ました!少し上りのフックラインで簡単ではなかったんですが、上位2人があそこまで伸ばすとは思っていなかったので、もう少し伸ばしたいと思っていたら最後に来ましたね。昨日の(宮里)藍ちゃんのようなゴルフが出来ました。藍ちゃんと回って、状況を客観的に見れました。最初から伸ばすのもいいけど、最終的に良いゴルフで上がれたらと思ってプレーが出来ました。(優勝は)簡単ではないので、今日みたいにリズム良くゴルフが出来たらいいですね」。

4位タイ 宮里 藍
「パットのフィーリングが良く、良いイメージで打てています。リズムも必然的に良くなってきました。ピンポジションが奥目だったので、セカンドでの距離が合わせやすかったです。それで(今日は)スコアが出たのかなぁ。(目標スコアに)1つ足りなかったのですが、スコアを伸ばせたので良かったです。(明日は)ピンポジション次第だけど、上は4つ伸びるだろうから6~7は伸ばさないと。あとは自分との勝負です。スコアにこだわらず、ひとつひとつとれたらいいと思います」。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索