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2018.11.3

小祝さくら 自分流で奮闘中

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)第2日

 初優勝をめざし、第2日も小祝さくらが大奮闘。前半からチャンスをものにし、後半も4つのバーディーを奪取した。とりわけ、印象に残ったのは、18番。ピンまで約10メートルの挑戦だ。「最後のひと転がりで入りました。入るとは思っていなかった。明日につながります」と確かな手応えをつかんで、最終日へ向かう。

 この日は100%のフェアウェイキープ。「ショットが良かった。1Wが振り切れて、一度もラフに行きませんでした」と満足そうな表情を浮かべる。ただし、「特別になにかが良いわけでない」と説明するのも、小祝流。世界のトップ選手と競っても、自身のスタイルを崩すことはない。とはいえ、同組でプレーしたコ ジンヨンのスイングは大いに参考になった。「コーチから、コ ジンヨンは、ショットが上手い選手だから、しっかりと見て同じ流れでプレーできるように」とアドバイスを受け、実践した。「今まで見た中で、一番スイングが綺麗。完成されている」と絶賛した。

 日本ツアーからの出場選手が、TOTOジャパンクラシックに優勝すれば、米ツアーの出場資格が付与される。「(仮に優勝しても)たぶん行かないと思います。英語もしゃべれない」。実にあっさりしたものだ。それだけに、大物感が漂う。足元がゆらぐことがない。プロ2年目の進化は予想以上だ。

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