1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 大王製紙エリエールレディスオープン 第2日目

2009.11.21

大王製紙エリエールレディスオープン 第2日目

有村智恵がツアー記録タイの62で単独首位に!

2009年度LPGAツアー第33戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額9,000万円 優勝賞金1,620万円)の2日目が香川県三豊市のエリエールゴルフクラブ(6,408Yards、Par72)で行われた。

天候:くもり、気温:12.1℃、風速:2m。風のない絶好のコンディションとなり、各選手がスコアを伸ばす展開となった2日目。5アンダーの3位タイからスタートした有村智恵が、18ホール最少ストロークのツアー記録タイとなる62を叩きだし、通算15アンダーで単独首位に立った。4打差の2位には弱冠16歳のアマチュア、野村敏京(のむら はるきょう)。さらに1打差の3位には木村敏美が続いている。また現在賞金ランキング1位の諸見里しのぶは通算5アンダーの18位タイ。同2位の横峯さくらは最終ホールをバーディーとし、通算イーブンパーの48位タイで辛うじて予選を突破した。

スコアが伸びる状況下でも、人一倍際立ったプレーを見せた有村。15番ホールでバーディーを取った時には既に今日9つ目のバーディー。それでも「ツアー記録(62ストローク)はわかっていたので意識しました。次の16番は短いホールだし、17、18番でも取って行きたいと思っていました」と続く16番でも狙い通りのバーディー。最後の2ホールは惜しくもバーディーは奪えなかったものの、「どういうミスが出ているかがわかったので、修正して明日はもっと良いスコアを出したいですね」と余裕の表情。わずかに可能性を残す賞金女王のタイトルについては、「今週勝てなかったら、女王争いは2人に絞られると思っていました。今年はせっかくここまで頑張って来たので、最後まで名前を挙げたいです。仲間外れは寂しいですし、ここで勝てれば絶対に次に生きる。チャンスをモノにしたいです」と強い決意をあらわにした。一時は2人に絞られたかに見えた女王争い。有村がここで優勝を奪う事ができれば、昨年のようなアッと驚く大逆転劇があるかもしれない。

2位 アマチュア 野村敏京
「今日は思ったより良く出来た1日でした。パターが一番良かったです。一番長いパットは3番の16メートルのパーパットで、バーディーパットでは6番の6メートルでした。ショットはいつもこんな感じです。(将来は)日本ツアーで活躍したいです。アメリカにも行ってみたいですが、主戦場は日本がいい。(明日は)優勝できれば一番ですが、最大限の努力ができればいいです」。

3位 木村敏美
「今日はバーディーがひとつ入ったら面白くなってきて、ポコポコとバーディーパットが入りました。明日もとりあえず頑張ってみようかな。後ろを見ると智恵(有村)がバシバシピンそばにつけてきて、やさしいバーディーをとっている。20代には40代で張り合っちゃいかんと思いつつ、ちょっと頑張っちゃおうかなと思う。このコースはドライバーが飛ばなくても、ティーショットでポイント、ポイントに打てばバーディーがとれます」。

18位タイ 諸見里しのぶ
「後半はショットが良くなったものの、入れきることができずに悔しい1日で終わってしまいました。ハーフを終えた時点で、みんな5アンダーとかで回っていて、自分でも頑張らなきゃとは思いましたが、バーディー合戦の中で伸ばせなかったことは、悔しいですね。ショットはまずまず、狙って打てるようになっているので、後はパットですね。最低でもトップ10。頑張ります」。

48位タイ 横峯さくら
「1打でも縮まればいいかなと思ってプレーをしていました。予選通過は全然考えていませんでした。上がってきてはじめて(予選通過ギリギリ)と知りました。やはりパッティングですね。前半チャンスはあったのですが、1回1.5メートルくらいをはずしたり・・・。明日は自分を信じて打てればと思います。入る入らないは結果なので、明日頑張ります」。


また、大会初日に13番ホールでホールインワンを達成した宅島美香にエリエール製品1年分が贈呈された。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索