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2009.11.22

大王製紙エリエールレディスオープン 最終日

有村智恵が賞金女王へ望みをつなぐ、ノーボギー&バースデーV!

2009年度LPGAツアー第33戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額9,000万円 優勝賞金1,620万円)の最終日が香川県三豊市のエリエールゴルフクラブ(6,408Yards、Par72)で行われた。

天候:くもり、気温:10.6℃、風速:1m。ほとんど風のない、絶好のコンディションのなか行われた最終日。2位に4打差の首位からスタートした有村智恵がこの日もスコアを5つ伸ばす完璧なゴルフで、3日間ノーボギーの通算20アンダー。2位の野村敏京(アマ)に8打差をつける圧勝で、今季5勝目を飾った。
これで獲得賞金額は約1億3,839万円となり、次の最終戦(優勝賞金2,500万円)で優勝すれば、逆転賞金女王への可能性も出てきた。なお、賞金ランク1位の諸見里しのぶは9位タイ、同2位の横峯さくらは37位タイとなった。

2005年のポーラ・クリーマー以来となるノーボギー優勝を、自身22回目の誕生日に達成した有村。この上ない最高のバースデーに「22日に22回目のバースデーを22アンダーでいけたらいいなと思っていました。目標には届きませんでしたけど、3日間ノーボギーは自信になりました。ツアー後半のこの時期に勝つことが出来て、本当に凄く嬉しいです!」と喜びを爆発させた。3日間ピンチというピンチはほとんど無く、「2日目と最終日でグリーンを外したのは1回だけ」という完璧なショットと、絶好調のパッティングで他を寄せ付けなかった有村。これで今季5度目の優勝となったが「毎週泣いているイメージがあると言われるので、これは良くないと思いました。今週は苦しさより、達成感の方が大きいです。だから涙はありません」。22歳を迎えてさらに一回り成長を遂げた有村が、次週の最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ』で大逆転の賞金女王を狙う。

2位 野村敏京 アマチュア
「実力ある有名な選手と回ることが出来て、勉強になりました。(雰囲気にのまれていないように見えましたが?)そう見えたかもしれませんが、正直、自分自身は緊張のしどおしでした。自分の実力を出すことが出来ないとも思っていましたが、自分では実力を出すことはできたと思います。(来年以降の目標は?)日本の試合に出場するたまには、マンデーを通過するしかないです。もし、出場できる機会があれば、実力を出していくことはもちろんですが、優勝を狙っていきたいので、それを実現できるよう練習に励みます」。

9位タイ 諸見里しのぶ ※賞金ランク1位
「今日はハーフターンを終えていい位置にいたので、単独2位を目指してプレーしました。残り5ホールで(バーディーを)取ることが出来なかったのが悔いの残るところです。でも久しぶりにいいゴルフが出来たので、来週に繋がるゴルフだったと思います。(来週は賞金女王へ向けて?)3勝をして、その後、1試合ごとに女王への気持ちは強くなってきましたが、このエリエールを終えて、最後の試合に優勝して女王へと逆転するシナリオを描いていました。その予想よりもだいぶいいので、残りはあと4ラウンドですが、その4ラウンドも頑張っていきたいですね」。

37位タイ 横峯さくら ※賞金ランク2位
「18番でイーグルが来て、最後には池に入れて・・・。伸ばせそうで伸ばせない状況でしたね。普通にやれば5アンダーは出せるコースだった中、戦略ミスです。来週はもう少し調整してのぞみたいですね。(賞金女王争いは一騎打ちと思われていましたが、三つ巴になりそうですが?)そういうことを考えることなく、1日1日自分のゴルフをやっていきたいですね」。

29位タイ 廣瀬友美 ※初シード獲得
「まだ訳がわからなくて・・・。初シードのことは実感もまだ何もわきません。出だしから4連続ボギーで、途中からはファイナルQTのことも頭をよぎってしまって、もう今日はいっぱいいっぱいでした」。

40位タイ 宅島美香 ※初シード獲得
「今日は本当に辛かったです。シード権のことは意識しないようにしても意識してしまって・・・。バーディーが取れなくて、2~3メートルについても全く入ってくれませんでした。先生にキャディをやってもらっていて、“最後まで諦めずにプレーしろ!”と言われていました。“1球でも諦めずにいけば・・・”という気持ちになってプレーしました」。

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