ヨコハマタイヤ ゴルフトーナメント ＰＲＧＲレディスカップ　第2日目

　2010年度LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が、高知県香南市の土佐カントリークラブ(6,262Yards、Par72)で開催された。

　天候：晴れ、気温：15.0℃、風速：2ｍ。昨日と同じく、穏やかな風となった2日目。気温が上がり好スコアが続出し、ハイスコアでの戦いとなった。森田理香子が、この日2つスコアを伸ばし通算7アンダーで初日に続き単独トップの座を守った。2位には1打差で横峯さくらと先週優勝のアンソンジュ(韓国)がつけた。更に4位には、飯島茜、中田美枝ら5人が続く。

　トップの森田は、前半思うようにスコアを伸ばすことができなかったが、後半に入り着実にスコアをまとめ、「先週みたいに“０”(イーブンパー)に戻らなくてよかったです。先週と違いスコアを伸ばせたことが収穫です」と先週の悪夢の経験が生きたように、首位の座を守った。「プレッシャーは感じていないつもりなんですけど、練習の時に体が硬くなっていて、“それがプレッシャーだよ”と岡本綾子プロに言われて・・・。今日は、自分のスウィングをするため大きくするイメージで振っていました。明日は優勝を考えないようにします。私にとって初めての優勝争いなので、優勝経験のある横峯さんとアンソンジュさんとのラウンドなので勉強させていただくつもりでラウンドしたいです。明日はアンダーパーで回りたいです」と、初優勝への大きなプレッシャーを払いのけ、栄冠を手に入れることができるか、明日の森田のプレーに注目したい。

2位タイ　横峯さくら
「（最後はいい流れで上がれた？）そうですね。最後のバーディーは明日の為にも1つ縮められたと思います。（全ホールパーオンは？）久しぶりなのかどうかちょっと分かりませんが、今日はショットもパットも良かったと思います。（2年前ここで優勝を逃したことは？）一昨年は結果的に1勝しか出来ませんでしたが、昨年は6勝して賞金女王になれました。あの悔しい思いがなければ昨年にもつながっていなかったと思しますし、一昨年の悔しさがあったから、今があると思っています」。

2位タイ　アン　ソンジュ
「（今日のゴルフは？）満足しています。ショットが良かったので、助かりました。おしいパットもいくつかあったのですが、耐えてラウンド出来たことに満足しています。冷静に見えたかもしれませんが、緊張していました。（明日は優勝を狙いますか？）優勝することは考えていません。私はルーキーなので、日本のゴルフを学ぶことだけを考えてプレーしています。優勝にこだわると慌てたりするので、負担を自分にかけないように、良いプレーが出来たらと思います」。

この日、永井奈都が14番ホールでホールインワンを達成。