2010.3.20
Tポイントレディス ゴルフトーナメント 第2日目
北田瑠衣が単独首位に浮上! 1打差に有村智恵
2010年度LPGAツアー第3戦『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の2日目が、鹿児島高牧カントリークラブ(6,332Yards、Par72)で行なわれた。
天候:晴れ、気温:22.3℃、風速:5m。前日より気温も一気に上昇し、絶好のコンディションとなった2日目。この日スコアを伸ばしたのは北田瑠衣。出だしの2ホールで幸先良くバーディーを奪うと、勢いそのままに7つのバーディーを奪い、通算8アンダーで単独トップに立った。1打差の2位には有村智恵。さらに1打差には前週優勝のウェイユンジェ(台湾)が続いている。地元鹿児島出身の横峯さくらは首位と3打差の4位につけている。
首位に立った北田は、今季開幕2試合での平均バーディー数が全体で2位と好データ。しかしボギーを打つことも多く、これまで2戦は32位タイ、5位タイと優勝争いには絡めていなかった。そんななか迎えた今週は「ボギーを打たないようにプレーをすること」を目標にプレー。その甲斐あってか「今日もバーディー先行のあとにボギーを打ってしまったんですが、上手く気持ちを切り替えられました」とボギーのあとにすぐさまバーディーを奪い、好結果に結びつけた。「今年のオフはトレーニングでほとんど休みは無かったです。体力も昨年よりついています」と今年に賭ける意気込みは相当。単独首位で迎える最終日は「このコースはティーショットに神経を使いますし、グリーンも難しいです。良い集中力で迎えたいですね」と自分自身との戦いとなりそうだ。
そしてこの日も68と順調にスコアを伸ばし、2位につけた有村。3連続バーディーの直後に迎えた303ヤードのパー4では「(バーディーを)獲れるホールだったので、狙っていって最初のパットを少し打ちすぎてしまいました」と痛い3パット。しかしそれ以外では安定したショットで終始チャンスにつけるなど、好調ぶりをアピールした。これまでの優勝は全て首位からの“逃げ切り”パターンの有村だが、「1打差の時にどういうプレーを出来るか、自分の中で試してみたいです」と逆転優勝への意欲は十分。賞金女王を公言し挑む最終日・最終組でどんなプレーをみせるのか。
3位 ウェイユンジェ
「今日はショットが良かった。ミスもあったけどカバーできましたね。ドライバーは良く振れています。パターも結構いいです。パーセーブでも2メートルぐらいのが2、3回入ったし、バーディーチャンスも決まりましたね。調子が良いんで、明日も今日と同じように出来たらいいですね」。
4位 横峯さくら
「長いパットが入ってくれてますね。今日はノーボギーでしたし、我慢しながらもスコアを伸ばすことができました。今日は鹿児島のみなさんにいいプレーを見せることができました。(首位とは3打差ですが)狙える位置だとは思いますけど、自分のプレーができればと思います。我慢するところは我慢して、スコアを作りたいですね」。
105位 石川葉子(アマチュア)
「2日間がとても長く感じたんですけど、プレーしてる時はあっという間でした。悔いが残って、もっともっと練習しなきゃいけない点が見つかりました。もっともっと上手くなって、この鹿児島のコースに通用するように練習します。ゴルフへの思いはとても強くなりました。結果はすごく悪かったけど、この2日間で自分が得たものは多かったと思うので、またこういうお話があれば出場したいと思います」。
ゴルフのオリンピック正式種目採用を機に、今年から各トーナメント会場で実施しているジュニアクリニック『LPGAジュニアゴルフレッスン会 2016年 めざせ!世界へ』が打撃練習場で行なわれ、観戦に訪れたジュニアゴルファーが無料レッスン会を受講した。
関連ニュース & トピックス
- 2024.3.17
- 最難関18番を攻略 鈴木愛-2週連続V
- 2024.3.17
- 副賞が盛りだくさん 川岸、菅がVポイントを心待ち
- 2024.3.17
- 最新情報ーVポイント×ENEOS ゴルフトーナメントー次戦へひとこと
- 2024.3.16
- 2週連続Vを目指す鈴木愛 2つのテーマで大奮起
- 2024.3.16
- 荒天は歓迎 小祝さくら『集中力が上がる』