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2019.2.7

2019ルーキー特集 第5回 シェー ユーリン

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

(掲載は取材順)

 恒例のルーキー特集をお届けいたします。シーズン開幕まで1カ月。2018年最終プロテスト合格選手は、初のオフをどう過ごしているのか。

シェーユーリン 1992年2月24日 台湾出身

 相手の目を見ながら話す−のは、取材をする上でのマナー。ところが、どうしても視線が左耳へいってしまう。「4つ、穴をあけています。下の2つは台湾。上2つが日本でピアスしたものです。最初、穴をあける時、とてもこわかった。でも、これを突破しないと…。エイッという強い気持ちでチャレンジしたのです。格好いい。今はお気に入り」とうれしそうだ。

 来日したのは2010年。これまではTP登録で出場したが、昨年のプロテストへ挑戦し、一発合格を果たす。最年長26歳。今月24日には27歳の誕生日を迎える。9歳からゴルフをはじめて、18歳でプロへ転向した。ジュニア時代は台湾代表として、米国の大会で3勝をあげる。「クラブを握った時から、周囲は誰もがプロになると思い込んでいた。当の私は、勉強もしたいと思っていたけど、流れがそうなって…」。19歳で初優勝を飾り過去、4勝をあげている。

 「来日する前の2年間、アメリカツアーのQTを受験したけど、うまくいかない。下部ツアーへ出場していた。そんな時、先輩から日本のLPGAツアーの素晴らしさをいろいろとうかがって、挑戦することに決めたのです。台湾から日本は近い。テレサ(ルー)さんのような選手になりたいです」と気合が入る。



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