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2010.5.7

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 第2日目

米ツアーの実力者プレッセルが単独首位に浮上

 2010年LPGAツアー公式戦第1戦『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)の2日目が茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部 西コース(6,655Yards Par72)で行われた。

 天候:曇りのち雨、気温:21.4℃、風速:6m。午後には時折雨が降る不安定な天気となった2日目。激しい風雨と難コースに各選手がスコアを落とす中、この日唯一の60台となる68をマークしたモーガン・プレッセル(米国)が通算5アンダーで首位に躍り出た。3打差の2位には曽雅妮(ヤニ・チェン、台湾)、さらに1打差の3位には前日首位の井芹美保子が続く。注目が集まる宮里藍はスコアを伸ばせず4オーバーの20位タイ、ディフェンディングチャンピオンの諸見里しのぶは6オーバーの29位タイにつけている。

 米メジャー史上最年少優勝の記録を持つプレッセルが、その実力の片鱗を見せた。思うようにスコアを伸ばせない同組の宮里、曽を尻目に、5バーディー・1ボギーの安定したゴルフで一気に単独首位に立った。「今日はパットがとても良くて、昨日よりも調子が良かったです。ヤニと藍ちゃんが注目されていると思うので、私はダークホース的なところからスルスルッという感じでいきます(笑)」と、リラックスして話す姿はプレッシャーとは無縁のようだ。火曜日の夜に日本入りし、このコースでのラウンドは水曜日のプロアマが初めてだったというが、「不安はあったけど結果的にアンダーパーで回れたので、見てないのがかえって良かったのかも(笑)」とあくまで自然体のコメント。ここ2ヶ月で急激にアップしたという飛距離も、「自分の心地いいテンポでスイングするように意識した結果」だと語る。優勝スコアは「(明日以降の)コンディションによって違ってくると思うのでまったく読めない」というプレッセルだが、この日見せた自然体のプレーを貫けば、優勝争いに絡んでくることは間違いなさそうだ。

2位 曽雅妮(ヤニ・チェン)
「今日は非常に歯がゆいプレーが続いて、重要なグリーンを捉え続けることが出来ませんでした。でも我慢のゴルフが出来たし、まあまあの位置にいると思います。今日も楽しめました。バーディーは取れなかったですけど、良いパーセーブも出来たし、あと2日間あるので良いプレーをしたいと思います」。

3位 井芹美保子
「今日はティーショットがぶれていたんですが、後半持ち直しました。そこは粘れたかなと思います。あとパットがだめだったんですが、アプローチでリカバリー出来たので明日はそのあたりを調整して頑張りたいです」。

20位タイ 宮里藍
「前半は体も動いて良い集中力があったし、良かったです。後半は雨が降ったりやんだりで最後は厳しかったですね。メジャーは最後までなにが起きるかわからないし、今日もしっかり休みます」。

29位タイ 諸見里しのぶ
「ショットがだんだんよくなってきているのに、ゴルフがかみ合わなくて自分にイライラしてきましたね。パットの練習をして勝負どころで決め切れれば、優勝争いできると思います」。

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