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2010.6.4

リゾートトラストレディス 第1日目

有村智恵がバーディーラッシュで単独首位

 2010年LPGAツアー第13戦『リゾートトラストレディス』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)の第1日目が、長野県北佐久郡のグランディ軽井沢ゴルフクラブ(6,458Yard、Par72)で開催された。

 天候:晴れ、気温:20.9℃、風速:1m。強い日差しと心地良い風が吹く、絶好のコンディションのなか行われた初日。各選手が次々とスコアを伸ばす中、初日トップに立ったのは7アンダーの有村智恵。2打差の5アンダー、2位タイには米山みどり、竹末裕美、佐伯三貴、原江里菜、甲田良美、イナリ(韓国)の6人が続き、混戦模様となった。またアマチュアの川岸史果はアマ史上2人目となるハーフ2イーグルを記録するなどして、1アンダー30位タイにつけた。

 7バーディーを奪い、今季2度目の単独首位発進となった有村。「ここ数週間、何が悪いのか、何をどうしたらいいのか分からなかったのですが、良いときは目の前の1打に集中出来ていたことを思い出して、優勝したい気持ちより、今日は1球1球集中してやろうと思いました」と最後まで集中力を切らさず、上がりの2ホールを連続バーディーで締めた。「良い滑り出しが出来て、このコースはフェード向きの打ちやすいホールが多くて、自分の中で究極のスコアを求めて行きたい気持ちもありますけど、明日も目の前の1打に集中したいです」と明日も自身との戦いに挑む。

 そして実に25ラウンドぶりにアンダーパーをマークして、2位タイにつけた原。昨年の中盤からショットの不調でスランプに陥っていたが、ようやく長いトンネルを抜けだし、会見では思わず涙する場面も。「ずっとドライバーが悪くてOBばかり打っていて、本当に良いスコアが出るイメージがありませんでした。でも今週ドライバーを替えて、良いイメージで練習できて、試合でも良いイメージで打てました」と復活の兆し。ショット以外でも「良いときの自分を思い返してみると、パットでスコアを出していたなと、それで今日はパットでスコアを作っていこうと思いました。今週はそれを気づかせてくれたので良かったと思います」と復調のキッカケを掴んだようだ。明日は「同じプレーが出来るかわからないですし、自分には期待しないですけど、同じ気持ちでやれればと思います」と自然体で挑む。

 昨年のプロテストに合格したばかりの甲田は「今日はパットが本当に良く入りました。10メートルくらいのが強めに打って入ったり、自分でもビックリな勢いでした」とパットが好調で7バーディーの猛チャージ。「今日は試合でのベストスコアなので嬉しいです」と喜びを爆発させた。「ギャラリーが多い方が燃えます!けど燃えすぎないようにちょっと抑えないと」という程の強心臓の持ち主。「明日も楽しみです」と勢いなら一番だ。

2位タイ 米山みどり
「(今日のゴルフは?)4~5メートルのパットが入ってくれたり、バンカーからのチップインがあったりと、ミスショットがあった中でもラッキーがあったのでよかったですね。パットはあと1ボールで入ったラインが2、3個あったので、打ち切れてないかなって。コースがトリッキーで、ホール自体は長くないので、フェアウェイに置いて、点と点で攻めていけたらと思います」。

2位タイ 佐伯三貴
「今日はパットがすごく入ってくれましたね。でもショットはあまり良くなかったので、このあとの練習で調整して、明日は良いゴルフができればと思います。明日はみんな伸ばすと思うので、私も付いて行きたいなって。あまりガツガツは行かないで、静かに伸ばせていけたらいいかな(笑)」。

2位タイ イナリ(韓国)
「先週も良い成績でしたし、その流れでプレーできて今日もピンチもなく、気持ちよくプレーできました。先週は上位争いをしていろいろと勉強になりましたし、その経験を生かして明日も緊張せずに自分のプレーに集中したいです」。

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