2019.3.16
さぁ、V争い 大山志保が来た
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県)第2日
大山志保が最終日、優勝争いへ加わる。ベテランの存在感をこの日もアピールした。16番、52度を選択した残り87ヤードの第2打で見事、今季初のイーグル奪取。たくさんのギャラリーの大声援を受けた。やはり、プロゴルファーほど素敵な商売はない-ことを改めてかみしめたことだろう。
「カップインした瞬間は、見えなかった。いい所へボールが落ちたし、手応えはありましたね。いつものイーグルの時と違うのは今回、すごく冷静だったところかなぁ。でも、本当に、本当にうれしい」と満面に笑みが広がる。前週の開幕戦、例年以上に表情や体形が引き締まって映った。「少し、絞りました。それと、首や腰の持病は完治とはいえないけど、うまく調整できたと思う」と期待に胸をふくらませていたが、45位タイに終わっている。「開幕戦がダメだったから、いろいろなところを思い切って変えたのです。ショットがいい。テークバックがスムーズだから、風に負けないボールを打てている。今回は、針治療をしながらやっているけど、パッティングなども日に日に良くなってきた印象です」とボルテージが上がった。
さらに、今季にかける情熱の源を言葉にする。「今、ツアー通算18勝ですから、とりあえず区切りの20勝を、と言い聞かせながらオフもやってきた。もっとうまくなりたい。毎日、そう思っている。おかげで気分は20代の頃に戻った」という。ただ、好事魔多し。2017年の今大会最終日、優勝争いを演じながら17番でパッティングのイージーミスがあった。好調な時ほど、より細心の注意が必要なことを忘れてはいない。
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