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2010.6.19

ニチレイレディス 第2日目

全美貞が通算10アンダーで単独首位 2打差に竹末

 2010年LPGAツアー第15戦『ニチレイレディス』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の2日目が、千葉県千葉市の袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,530Yard、Par72)で行われた。

 天候:晴れ、気温:25.9℃、風速:3m。朝方こそ雨模様となったが、次第に天候も回復して晴れ間も見えた2日目。この日も各選手がスコアを伸ばす中、首位タイスタートの全美貞(ジョンミジョン・韓国)が5バーディー1ボギーの68をマークし、単独トップに立った。2打差の2位には竹末裕美。さらに1打差の3位タイには、葉莉英(イエリーイン・中国)とヤング・キム(韓国)が続いている。

 前半で一気にチャージをかけ、5バーディーを奪い2位以下を突き放した全。しかし後半になると14番でこの日初のボギーを喫するなど伸び悩み、ノーバーディーに終わった。それでも2位と2打差の堂々首位に立ち、本人も「今日はショットが凄く良くて、スコアを伸ばすことが出来ました。後半もショットの調子は変わらなかったのですが、パッティングが良くなかったのと、風が読めなかったです」と及第点。明日はヨネックスレディスに次ぐ、シーズン2勝目一番乗りが掛かるが、「差はあまりないので、自分のプレーが出来るようにしたいです。特にパッティングを集中して打ちたいと思います。パッティングさえ入れば、勝てると思います」と自信を持って最終日に挑む。

 そしてこの日、全の独走に“待った”をかけたのがプロ9年目の竹末裕美。序盤からパッティングが冴えわたり順調にスコアを伸ばすと、15番で5つ目のバーディーを奪い、ついにトップの全を捕らえた。続く16番ではティーショットのトラブルと3パットによりダブルボギーとしたが、2打差の優勝圏内で2日目を終えた。今シーズンは度々上位に顔を出し、3月には結婚をしたばかりで公私ともに順調の竹末。キャディーを務めるご主人との二人三脚のラウンドも息はピッタリのようだ。明日は7年ぶりの優勝へ向けてのラウンドになるが、「もちろん優勝したい気持ちはありますけど、そんなに簡単には勝てないことは、2週前の試合(3打差2位)でわかっているし、ミスという形で順位は落としたくないです。2週前も一生懸命プレーしての結果でしたし、集中力を最後まで切らさないようにしたいです」とマイペースで栄冠を目指す。

3位タイ ヤング・キム
「今年から日本ツアーに参戦しているので、どこも全部初めてのコースばかりで、ステップ・バイ・ステップの気持ちです。(2007年米ツアー、コーニング・クラシック以来の優勝のチャンスですが?)優勝は、ベストを尽くしてプレーしていれば天から与えられるものだと思います。自分はベストを尽くすだけです。プレイ・マイ・ベストで臨みます」。

6位タイ 横峯さくら
「調子自体は悪くないんですが、4~5メートルくらいにつくチャンスがあまりなくて、乗っても7~8メートルくらい。もうちょっと寄ってくれたらチャンスがあって良かったんですけど…。ピンが奥だったりすると、どうしても手前からになってしまいますね。このコースはバーディーも出るけどボギーも出るので、ボギーは無いにこしたことはないんですが。首位とはだいぶ差がありますけど、調子は悪くないので、自分のベストを尽くせるように明日頑張ります」。

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