2010.7.3
日医工女子オープンゴルフトーナメント 第2日目
天沼知恵子、辛炫周が首位並走
2010年度LPGAツアー第16戦『日医工女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)第2日目が、富山県富山市の八尾カントリークラブ(6,542Yards、Par72)で開催された。
天候:曇り、気温:25.7℃、風速:1m。雨が降ったり止んだりのあいにくの空模様で行われた第2ラウンド。バーディー合戦が繰り広げられる中、1打差の2位タイからスタートした天沼知恵子が通算10アンダーまでスコアを伸ばし、辛炫周(シンヒョンジュ・韓国)と共にトップに立った。首位と2打差の3位には綾田紘子が続く。また、出だし1番から6連続バーディーを奪った全美貞がこの日67をマークし7位に浮上した。
1イーグル・5バーディー・1ボギーの66をマークし首位に立った天沼。途中、蜂に刺されるハプニングに見舞われながらも、返って怪我の功名となったようで、7番(パー4)では2打目を直接カップイン。「入るとは思っていなかったけど、打った感触はナイスな感じで、安心してボールを見ていたら入りました」と笑顔でアピール。今季はプレーオフに敗れ涙を呑むなど、優勝にはあと一歩届かずにいる天沼。「勝ちに飢えていますけど、ゴールに飢えている本田選手じゃないけど、そういう気迫というのが体から出ればいいと思います。でも勝ちたい。勝ちたいです」と2006年の『廣済堂レディス』以来4年ぶりの優勝に向け気合を入れた。
昨日からの首位を守りきった辛は「1番でバーディーチャンスを外して、2番で短いけどバーディーが入ってくれて気分転換になりました。13番でセカンドをミスしてピンまで40ヤードをショートしてしまいましたが…。でもアプローチが良くてパーパットが入ってくれましたので、あとはいい気持ちでプレー出来ました」と少々苦しいゴルフながらも着実にスコアを伸ばした。最終日を最終組で迎える明日は「緊張はちょっとありますが、自分のプレーが出来れば。アンダーパーで回れば良い結果があると思います」とあくまでマイペースで今季初優勝を目指す。
3位 綾田紘子
「午前中はすごく良い感じで出来たけど、9番で3パットしてしまって、そこで流れを断ち切ってしまったというか…。もっと上に行けたと思うけど、それでもその後伸ばして、明日最終組で回れるのは自分にとって大きいと思います。最終日最終組という目標があったので、とにかく60台で回りたいといいう気持ちはありました。明日は最終日で大きな課題もあると思うし、1日を振り返って後悔しないゴルフをしたいです。アウトは伸ばせるホールが多いのでそこで伸ばして、インの長いホールはしっかりやりたいと思います」。
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