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2010.7.16

スタンレーレディスゴルフトーナメント 第1日目

李知姫が67の好スタートで首位発進

 2010年度LPGAツアー第18戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』(賞金総額9,000万円、優勝賞金1,620万円)の初日が、東名カントリークラブ(6,542Yards、Par72)で開催された。

 天候:くもり、気温:28.5℃、風速:3m。時折強い日差しが差す天候となった大会初日。この日スコアを伸ばしたのは、韓国の李知姫(イチヒ)。6バーディー・1ボギーの67をマークし、単独首位に立った。2打差の2位タイには、福嶋晃子、北田瑠衣、飯島茜、笠りつ子、イ ナリ(韓国)の5選手が続いている。

 「今日はラフにも入ったけど、ショット自体の調子が良かったです」と振り返った李。またこの日はロングパットが次々と決まるなど、パッティングも好調だった。「今まではパッティング際にインサイドに振りすぎて、ボールのサイドスピンが多すぎました。カップ1個分しか切れないラインが2個分切れてしまったり、カップの手前でボールが切れて入らなかったりしていたので、フォローを真っ直ぐ出すようにしたら、2週間前あたりから徐々に良くなって来ました」とキレのあるショットに加え、好調時のパッティングも復活。「今までショットばかり重視していて、ようやくそれが良くなってきて、パッティングに取り組むことができました。今年の序盤は早く勝ちたい気持ちが強かったですけど、それを通り越して、今は自分のプレーをしていたら良い結果はついて来ると思っています。優勝するための準備は出来ているし、もちろん狙いますけど、まずは明日以降も自分のプレーができるように集中したいです」と本来のプレーを取り戻しつつある李が、完全復活への一歩を踏み出した。

2位タイ 福嶋晃子
「ティーショットはまあまあ良かったのでスコアにはなりましたが、アイアンが飛ばなかったですね…。先週ぐらいから少しドライバーは良くなってきました。(ティーショットでフェアウェイとラフの割合は?)ラフは短いので、18番の右サイド以外は気になりません。今週もトップ10に入りたい気持ちがあるので、まずはそこからですね。(先週の不動さんの2勝目は刺激になった?)そうですね、頑張らないとダメですね。同じ30代なので」。

2位タイ 北田瑠衣
「最後のボギーがもったいなかったですけど、先週からショットとパッティングが良くなっています。(きっかけは?)練習ですかね。最近はアプローチとパターに重点を置いているので、グリーンを外しても不安はありません。勝ちたい気持ちはありますが、流れがあるので…。18番はラフからラフに打ってしまいボギーにしてしまいました。ロングの11番と18番はティーショットがフェアウェイに行かないと厳しいですね。明日は切り換えて頑張ります」。

2位タイ 飯島茜
「出だしはちょっと危なかったです。1メートルちょっとのパットをスパイクマークに蹴られたり。でも全体的に内容は悪い流れではなかったです。最後も良いパーを取れたので。先週はショットが曲がっていましたが、今週は安定してきました。アドレスしたときに左の角度が突っ張って構えていたので、ゆったりと懐ができるようにしたら良いときの感覚に戻ってきました。調子を上げて、残りの2日間プレーしたいと思います」。

2位タイ 笠りつ子
「(今日の出来は満足?)そうですね。ラッキーもありましたけど、パターが大きかったです。ツアー前半戦の終わりに近い大会なので、頑張らないと。先週から目標をしっかり作って試合に臨んでました。500万以上は稼ぎたいと思うので、とにかく頑張ります。(自信は?)自分にプレッシャーがかかるとパターが入らないので、"ここぞ"ってときはまだまだダメですね。早くリコーカップ出場を決めたいです」。

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