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2019.3.26

ステップでも桃が来た 吉川桃、首位発進

 2019年LPGAステップ・アップ・ツアー開幕戦『rashink×RE SYU RYU/RKBレディース』(賞金総額1,500万円 優勝賞金270万円)が3月26日、福岡県糸島市・ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(6,487ヤード/パー72)でスタート。大会第1日、プロ3年目の吉川桃が、2アンダーで単独首位に立った。1打差の1アンダー、2位タイは鎌田ヒロミ、アマチュアの佐渡山理莉がつけた。

 アンダーパーが3人というタフなコンディション。吉川桃は、プロ入り初の首位発進を決めた。「今年最初の試合。バーディーが先行して良かった」という。3番で4メートルを決め、10番は7メートル、14番は6メートルとパッティングがさえた。「今日は風が強く、グリーンが硬かったけど、パーパットをほとんど、1メートル以内に寄せることが出きた。プレー全体がよかっただけに、最後が悔しい」。18番、第3打を寄せきれず、2メートルのパーパットを残した。「ラインに乗せて打とうとしたけど、インパクトでちょっと緩んだ」とボギーを悔やんでいる。

 昨年は、LPGAツアーへ25試合出場したものの、後半戦で体力がないことを実感。「皆さん、本当に体力がありますね。私はプロアマも出場していない。それでも試合だけで疲れてしまい、ラウンドが終わった後の練習がとてもできない。だから、オフは体力強化が目標。ランニングや、ジャンプ系のトレーニングを増やした。そのおかげで、体のキレがいい」と話す。加えて、水泳も行っているそうだ。「プールへ入ったのは、小学校6年の授業以来。久しぶりだから、まったくダメでした。はずかしい。ブレスがうまくいかないし、やっと25メートルを泳げるようになった」と苦笑した。

 今季はステップ・アップ・ツアーで、賞金ランキング1位の目標を掲げる。先手必勝は勝負の鉄則。「スロースターターですけど、今日は攻めのゴルフができた。あすは、イメージ通りのスイングと、パッティングに注意します」。またひとり、ゴールデンエイジが来た-。

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