アンシネ、三浦桃香　シード獲得へ『結果が欲しい』

アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI　UMKカントリークラブ（宮崎県）

　QTランキング51位のアンシネは、一昨年、昨年と日韓両ツアーを掛け持ちしたが、「去年、練習不足で良い結果が出ませんでした。クラブやスイングを変えることに頭が働いていたので、今年はそう思わずに、オフにしっかり練習しました」と説明した。その上で、「ゴルフ漬け」の日々を過ごし、芸能活動を自粛。「今シーズンは、日本での試合が多くなると思います。1番の目標は、日本で賞金シードを獲得すること。日本でウエイティングに入れば、韓国ツアーはキャンセルします。プライオリティーは、日本」と宣言した。二兎追うものは一兎をも得ずということか。

　というわけで、自身4ヶ月ぶりの試合に、「よくわからないけど、ちょっと震えています。ブルブルと。きょうのプロアマでも、緊張していた。緊張はいいことだと私は思います」。レディには失礼だが、武者震いというものだろう。さらに、力強い決意を。「一番目のボタンを留める、次のボタンも留めていける、という韓国のことわざがある。今回は私の開幕戦。ボタンをしっかりと留めなけなければいけません。集中します」と気合を込めた。

　一方、QTランキング6位の三浦桃香は、開幕戦から3戦連続で予選落ち。「ゴルフの調子は悪くないです。原因は、花粉症による寝不足」といい、「プロアマ大会、いいメンバーの皆さんとプレーできてとても楽しかったです。練習ラウンドも同級生とプレーできた。すごくいい調子。いい気持ちでむかえられます」と元気が良かった。去年の今大会は、優勝争いに加わった。「去年より、いい順位でプレーすることが目標。宮崎県の方が、多く応援に来てくださるので、去年よりはいいプレーを心がけたい。今年は毎試合、第1日からアウトスタートのいい組でプレーさせていただいています。最低でも、去年の成績(10位T)を上回りたい」と意欲的だ。