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2010.8.15

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日

李知姫が3日間ノーボギーで逆転優勝!

 2010年度LPGAツアー第19戦『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』の最終日が、長野県北佐久郡の軽井沢72ゴルフ 北コース(6,628Yards,Par72)で行われた。

 天候:くもり、気温:28.0℃、風速:2m。大会3日間で最も気温が上昇するなか行われた最終日。大混戦となった優勝争いを制したのは、李知姫(イチヒ・韓国)。14、15番で連続バーディーを奪ってリードを作ると、そのまま逃げ切り今季初勝利。史上6人目のノーボギー優勝の快挙も達成した。2打差の2位タイには、福嶋晃子とニッキー・キャンベル(豪州)。4位には前日首位の宮里藍が入った。

 「早く優勝したいと言う気持ちがあったので、ホントにホッとしています」と、優勝が決まった瞬間、安堵の表情を浮かべた李。「ノーボギーで回りたいとは思っていましたけど、本当に回れるとは思いませんでした。今日はショットも良かったですけど、ピンチもありました。でもそこでパーセーブできたことで、流れに乗れましたね」とノーボギー優勝の思わぬ記録つきに興奮気味。流れを引き寄せた14番のセカンドショットはピン横1m。そして勝負を決定づけた15番のセカンドショットもピン手前50cmと、勝負所で持ち前のキレのあるショットが光った。

 今大会前の3週間のオープンウィークは、韓国に帰国した李。しかし「すごく暑くて、家からなかなか出られませんでした」と練習に充てた時間は予定より少なく、「パターってどうやって打つんだっけ?というくらいでした」と技術面で不安を残す形で日本に戻ってきた。それでも「良い感じでリフレッシュできました」と体調は万全。「しっかりと休んだのが良かったのかなぁ」と技術面よりも体調面を重点に置いた調整が実を結んだようだ。今後の目標については、「今年はまず1勝が目標だったので、次の2勝目を早くできるように頑張りたいです。選手権や女子オープンは意識しています」と、国内公式戦を見据えた高い目標を掲げて後半戦に挑む。

2位タイ 福嶋晃子
「今年初めてトップ10に入ったので、徐々にですけど良くなってきたかな、と。まだミスが多いので、その辺は課題ですけど。(3日間戦えると感じた?)昨日までは振らないようにしてたけど、今日は体が楽だったのでいけそうだったら振っていましたね。何をどうしたわけじゃないんですけど、先週ラウンドして、すごくいいイメージで入ってこれました。今日はボギーが無ければ100点だったんですけど(笑)、イチかバチかで頑張ろうと思ってました」。

2位タイ ニッキー・キャンベル
「今日はピンが難しかったですね。全体的にはハッピーでしたけど。16番で(1打目が)フェアウェイにいかず、ラフからのショットで出せなかったのが痛かったですね。今日はいつもこういう位置で回れるといいなと思いながら、練習みたいにプレーしました。すごく勉強になったし、これが次に繋がればいいです。李選手が難しいピンなのにいいプレーをしてて、優勝は李選手だなと思ってました」。

4位 宮里藍
「今日はバーディーとボギーがセットになってしまったので、いけそうでいけなかったですね。でも最後まで集中力を切らさずにできたし、日本のシード権も切らしたくないし、少しでも上位に入りたいと思って回りました。今回はペース配分がすごい良かったですね。去年は時差ボケや芝の違いで疲れてたけど、今週は良い緩さをもってスタートできたので、日本でも自分のペースを作っていかなければいけないなと。今週は満足していますし、来週から新たな気持ちでやれると思います。(大勢のギャラリーで良い充電になった?)小さい子から大人の方までたくさん声をかけてもらって、こういう厳しい中で戦っている最中なので力になりますね。頑張ろうと思います」。

5位タイ 甲田良美 ※「ルーキー・オブ・ザ・NEC軽井沢72賞」獲得
「最終日にいいスコアが出せてよかったです。後半戦最初の試合でいいスタートを切れたので、これを良いきっかけに、勢いに乗って次も頑張ります。(後半戦の目標は?)とりあえずあと1勝を目標に、賞金ランキング上位を目指します」。

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