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2010.10.1

日本女子オープンゴルフ選手権競技 第2日目

宮里美香が2位に5打差をつけ単独首位に!

LPGAツアー公式戦、日本ゴルフ協会(JGA)主催の『日本女子オープンゴルフ選手権競技』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,800万円)の2日目が、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ 東コース(6,570Yards、Par72)で行われた。
天候:晴れ、気温:23.2℃、風速:2m。昨日とは一転し、秋晴れのなか行われた2日目。各選手がスコアを伸ばす展開を抜け出したのは、首位スタートの宮里美香。この日は5連続バーディーを含む67をマークし、通算9アンダーで単独首位に立った。5打差の2位には有村智恵。さらに1打差の3位タイには上原彩子とチェ ナヨン(韓国)が続いている。

尚、金宮美司が過少申告のため、失格となった。

 「今日もグリーンが柔らかかったので、アグレッシブに攻めました」とこの日も攻撃的なゴルフをみせた宮里。1番でいきなりピン横20cmにつけるスーパーショットをみせると5番でもバーディー。そのまま勢いに乗るかに思われたが、パッティングに精彩を欠き中盤の9番、10番ホールで連続ボギー。嫌な流れになりかけたが、「アドレナリンじゃないですけど、ドライバーが凄く飛んでいたし、体のキレも凄い良かったので自信を持っていきました」と攻めの姿勢を崩さずに、12番では2mにつけてバーディー。その後の4ホールも1.5m、3m、1.5m、3mと絶好調のアイアンショットを武器に立て続けにバーディーを奪った。

 「9番と10番は勿体なかったですけど、うまく気持ちを切り替えられました。5連続バーディーは初めてですけど、あまり意識はしていなかったです」と冷静に振り返った宮里。通算9アンダーは奇しくも昨年の同大会の2日目終了時と同スコアだが「自分の中では今年は今年で切り替えていますし、今は本当にショットの調子が良くて、自信を持って打てています。自分はアメリカでずっとプレーしているので、日本に居る方々は私がどういうプレーをしているかがわからないと思うんです。そういう方達にも、成長した自分を見て貰いたいんです」と今回は自信を覗かせる。「今日までは自分自身のショットが良かったので、この好スコアに繋がっていると思います。ラフに入ったらこうは上手くいかないだろうけど、あまり考えすぎずに自然体でやっていきたいです」。
涙の敗戦から1年。技術面で確固たる自信をつけた宮里が、再び試金石の1日を迎える。

通算4アンダー・2位 有村 智恵
「今日はロングホールで殆どバーディーを獲ることが出来ました。近い距離の所にチャンスを作って、そのなかのいくつか入って、いくつかは入らないというラウンドでした。ショットはまだまだ良いとは言えないですけど、安定しているというか、ミドルアイアン以下が良いイメージで打てています。自分も伸ばさないといけないですけど、伸ばしたいと思って伸ばせるコースでも無いので、とにかく精一杯1打1打集中して行きたいです」。

通算3アンダー・3位タイ 上原 彩子
「8番は左に行って、逆打ちしたら木に当たって自分に当たってしまいました。アンプレヤブルしておけば良かったですね。18番も良い感じに付けられたんですけど、残念です。先週からボールが飛ばなくて、飛距離が出なくて苦しいラウンドでした。でも今の自分の飛距離で戦うしかないので、そのなかでしっかり戦っていきたいです」。

通算3アンダー・3位タイ 崔羅蓮(チェナヨン)
「今日は全体的に良かったです。2つボギーがありましたけど、2つ長いバーディーも入ったので良かったです。昨日は雨も降っていて体が重かったんですが、今日は天気も良くて自然とコンディションも上がってきました。日本の協会が主催する大会は初めてですけど、ギャラリーのマナーやエチケットは素晴らしかったです。成績を残すのも大事ですけど、まずは日本の方々に良いプレーを魅せたいですね」。

通算2アンダー・5位タイ 宮里 藍
「満足度は85点くらいですね。ちょっとボギーの数が多かったですけど、バーディーの数でカバー出来たので、差し引いて2つ伸ばせたのは大きいです。昨日頑張った分、今日は本当に楽にという訳じゃないですけど、あれだけ厳しいラウンドに耐えた分、今日は思い切ってプレーが出来たと思いますし、良いラウンドだったと思います。メジャーは4日間勝負なんですけど、1日をしっかり区切って、その日の天候だったり、自分の攻略に集中していかないといけないので、明日もゼロからプレーすることが重要だと思います」。

通算1アンダー・8位タイ 堀 奈津佳(アマチュア)
「凄く充実した1日でした。このコースでバーディーパットを決められたのは、際どいバーディーパットが決められたからだと思います。緊張はありますけど、どうなるかはラウンドしてみないとわからないですし、今までやってきたことを信じてやっていきます。ローアマチュアに残って、最終のプロテストを受けたいです」。

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