2019.5.3
パー5攻略で自信回復 永井花奈、五月晴れ
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 浜野ゴルフクラブ(千葉県)第1日
チャンスは逃さない。パー5のバーディー奪取は、プロフェッショナルのプライドかもしれない。3位タイの好スタート、永井花奈は満足そうだった。「練習ラウンドでは、飛ばし屋が有利なコースだと感じたけど、パー5は関係ない。きょうは4つのパー5でバーディーをとれたことが、すごく大きい。上デキかなぁと思います」。
この日、いいリズムをつくったのは、第1打の精度。フェアウェイを外したのは、わずかに1度だけだ。「改めて、フェアウェイキープが大事だなぁ、と実感した。おかげでパッティングの距離感まで良くなったような気がする。3メートルぐらいのチャンスが入りましたから。パー5で、バーディーをとっていい流れをつくったことが良かったのでしょうね」と分析している。
プレー中、一見して柔和な表情を浮かべているようでも、内心はそうでもないらしい。「去年はショットがいまひとつでも、100ヤード以内から何とかできた。それが、今年はうまくいかない。何で…。結構、イラついていたんです。でも、2週前ぐらいから、徐々に調子が上向いてきた。きょうは、メンタル面からみれば、今シーズンで一番安定していたと思います」と漏らした。気分の良さは積極性をもたらす。「あすも天気が良さそうだし、ハイスコアの勝負になるでしょう。そういうことをポジティブにとらえたい。前半から飛ばします」とエンジン全開宣言−。
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