大王製紙エリエールレディスオープン　開催！

　2010年度LPGAツアー第33戦『大王製紙エリエールレディスオープン』（賞金総額1億円　優勝賞金1,800万円）が11月19日（金）～11月21日（日）の3日間、愛媛県松山市のエリエールゴルフクラブ松山（6,442Yards、Par72）で開催される。

　今年で29回目の開催となる本大会の主な出場選手は、目下賞金ランキング首位を独走中のアンソンジュ（韓国）をはじめ、逆転賞金女王を狙う横峯さくら、ディフェンディングチャンピオンの有村智恵、2週連続優勝の期待がかかる佐伯三貴のほか、馬場ゆかり、藤田幸希、飯島茜、北田瑠衣、上田桃子、諸見里しのぶ、服部真夕、森田理香子など。さらに16日（火）に行われる主催者推薦選考会の通過者を加え、総勢96名が優勝を争う。

　今季のLPGAツアーも残り2試合。賞金女王レースの行方はアンソンジュと横峯さくらの2名に絞り込まれたが、約3,500万円差を追いかける横峯にとっては残り2試合の連続優勝が逆転への絶対条件となる。また、次週のツアー最終戦『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』は今季の優勝者や賞金ランキング25位以内などの限られた選手にしか出場権が与えられないため、多くの選手にとってはこの大会が今季最後の試合となる。リコーカップ出場や来季のシード権獲得（※）を目指すプレーヤーにとっても正念場となるだけに、優勝争い熾烈を極めるものになるだろう。

　昨年の大会では、2日目にLPGAツアー記録タイの62をマークした有村智恵が3日間ノーボギー･トータル20アンダーという完璧な内容で圧勝し、賞金女王争いに最終戦まで絡む活躍を見せた。出場選手それぞれのドラマが交錯する激戦の果てに、今年はどのような結末が待ち受けているのか。

※今大会終了時点で賞金ランキング51位以内にランクインしている選手の中から、永久シードの不動裕理を除いた50名が来季のシード権を獲得する。