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2019.5.9

Day 1~プラスワン 権藤可恋

<Photo:Masterpress/Getty Images>

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県)第1日

 15年間の良きパートナーを得た。しかし、プロフェッショナルのプライドがある。「基本は自分で、ピンまでの距離を計算して戦略を立てた。でも、迷った時にはうかがいます。即答でした。すごい方ですね。特に感心したのは、グリーンまわりの状況。おかげで広い視野を持ち続けることができました」。満足そうな表情が印象に残る。

 シード選手として初のシーズン。期待に胸をふくらませたが少々、心持ちが変わっていたのだ。「去年は、背水の状態でした。とにかく、あとがない。賞金シードをとって、LPGA会員になる。できることを100%。いや、120%はやりました。それでダメなら、仕方がないとハラをくくっていたのですよ。でも、今年だって、なまけていたわけではない。だけど、優勝したいとか、結果ばかりを追い求めていた。技術などは間違いなく、アップしているし、要は気持ちの持ちようでしょう。だから、リセットする意味合いで、今回は帯同ではなく、ハウスキャディーさんにお願いすることにした」という。

 ハウスキャディーは、どの選手を担当するか。コース側が無作為で割り当てる。権藤は素晴らしい味方を得た。15年のキャリアをもつ、内藤美智子さん。かつて、不動裕理とタッグを組んだことがある。「何を考えているのか。どうして欲しいかを察する。それが私のスタイルです。質問されたことには、明確に答える。よけいな口出しをしない。この季節、コースの風はめまぐるしく変化します。東コースのグリーンは、横に広いこともポイントのひとつ。試合では、左右にピンが振られるし、第1打から気を抜くヒマがありません」。内藤さんも五感を研ぎ澄ませて、第1日へ臨んだ。

 イーブンパー、22位タイ発進。内容は悪くなかった。そして、手応えも得たという。決戦は日曜日−。

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