Hitachi 3Tours Championship 2010

LPGAチームは3位 優勝はJGTOチーム

　日本女子プロゴルフ協会、日本ゴルフツアー機構、日本プロゴルフ協会の3団体から選手が出場し、各ツアーがポイントを競う団体対抗戦『Hitachi 3Tours Championship 2010』（賞金総額5,700万円）が、千葉県市原市のキングフィールズゴルフクラブで行われた。

　4年ぶり2度目のタイトル奪取を狙うLPGAチームは、前半のダブルス戦で5.5ポイントの2位につけるものの、後半のシングルス戦で苦戦を強いられ、PGAチームと1ポイント差の15ポイントで3位に沈んだ。優勝は合計23ポイントを獲得したJGTOチーム。MVPには前半、後半共に勝利を挙げた、池田勇太選手と松村道央選手が輝いた。

横峯さくら
「前半はすごい足を引っ張ってしまいましたけど、最後の18番はバーディーが取ることが出来て良かったです。後半は12番で6mのチップインがあって、そこから流れが良くなって、流れを切らさずにゴルフをすることが出来ました。チームとしては残念ですけど、私自身としては良い締めくくりになったと思います。明日は25歳になるので、いい年にしたいですね」。

石川遼選手
「（オープニングの“かめはめ波”の登場ポーズは？）1人じゃ無理だと思ったので。まさか池田（勇太）さんがあそこまで足を上げて倒れてくれるとは！今日はLPGA寄りの横峯さんの応援はすごかったですね。僕がバーディーを決めても“おー、石川入れたか”って感じで。新鮮で面白かったです。女子ツアーに押されているなと思いましたね。ツアーとして成長がすごいと思いました」。

　本大会は「for CHILD CHARITY」をテーマとし、ゴルフを通じて社会貢献を行なうことを理念に、難病を抱える子どもたち、家庭環境に恵まれない子どもたちの支援を行なうなど、大規模なチャリティー活動を行なっている。

　入場料収入の金額や選手獲得賞金の一部のほか、当日行われるチャリティーイベントの収益金が、「NPO難病のこども支援ネットワーク」、「社会福祉法人全国社会福祉協議会」を通じて全国の施設に寄付され、各施設の備品やイベントなどに活用されている。