ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント　開催！

いよいよ今週、2011年LPGAツアー開幕！

　春の訪れとともに、ゴルフシーズンの到来をつげるLPGAツアー開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』（賞金総額8,000万円、優勝賞金 1,440万円）が、いよいよ今週の金曜日から開幕する。

　今年で第24回を迎える本大会は、毎年沖縄からスタートするLPGAツアー34試合のオープニングゲームとしてその名を定着させており、大変注目を集める大会として位置づけられている。戦いの舞台となる琉球ゴルフ倶楽部（6,439yard／par72）は、沖縄本島の南部に位置し県内でも屈指の名門コース。沖縄を代表するゴルフコースとしてもファンに親しまれている。

　2010年を振り返ると、宮里藍の米ツアー開幕2連勝という大きな話題とともに迎えた開幕戦、その宮里が凱旋帰国し日米両ツアーをまたいでの3週連続優勝をかけて参戦したこの大会で主役となったのは、前年のファイナルQTで2位に入った韓国のアンソンジュだった。アンにとってはLPGAツアーデビュー戦。首位タイで迎えた最終日、強風をものともせずに67をマークして通算10アンダーに伸ばし、2位以下に5打差をつけ圧勝。LPGAツアーメンバーでは参戦1試合目での初優勝という最短記録を打ち立て、まさに“シーズンを占う開幕戦”という言葉通りの1年となった。アンと同じく2010年からLPGAツアーに参戦した朴仁妃（韓国）も序盤戦から安定した実力を見せつけ、最終戦の『リコーカップ』を制し、出場14試合ながら賞金ランク5位に入った。同ランク上位5名中、韓国選手が3名、3位の全美貞は3勝、この他にも申ジエが2勝、李知姫、辛炫周、イムウナ、金ナリが1勝ずつ、韓国勢は過去最高の15勝をマーク、“韓流パワー”が特に際立ったシーズンとなった。

　今大会の主な出場選手は、昨年米ツアーで5勝、ロレックスランキングで日本人選手初の1位に立つなどその存在感を示した、地元沖縄出身の宮里藍をはじめ、その宮里とともに米ツアーを主戦場としている昨年の『日本女子オープン』を20歳の若さで制した宮里美香、現在ロレックスランキング2位の申ジエ、さらに今季からQTの資格で日本ツアーに初参戦する米ツアーシード選手のパクヒヨン（韓国）とフォンシャンシャン（中国）、昨年の韓国ツアー賞金女王のイボミ（韓国）などが加わり、国際色豊かな状況の中で世界規模のハイレベルな争いが繰り広げられることになる。

　一方、迎え撃つ日本ツアー勢は、2年ぶりの賞金女王奪回を目指す横峯さくら、前週の米ツアー『HSBCチャンピオンズ』で大健闘を見せた有村智恵、本大会主催のダイキン工業所属の諸見里しのぶ、地元沖縄出身の上原彩子、大会歴代チャンピオンの不動裕理、福嶋晃子、三塚優子など、国内トップレベルの選手が顔を揃える。そして昨年までQTの資格などを利用してツアーに出場していたが、今季初シード入りを果たしシード選手として気持ちも新にシーズンを迎える藤本麻子、笠りつ子、甲田良美、綾田紘子、浅間生江、昨年プロテストに合格しプロとして初めての開幕戦を迎える地元沖縄出身の上原美希やファイナルQTで3位に入り、ほぼ年間を通しての出場権を手中にした大城さつきなどの活躍にも注目したい。

　シーズンを占う開幕戦。果たして誰が勝利を手にするのか。“Ever Onward with OKINAWA（沖縄とともに限りなき前進）”という大会スローガンのもと、選手達それぞれの思いを込めたシーズンがいよいよ幕を開ける。

【ダイキンオーキッドレディス アマチュアゴルフ選手権大会】

過去に宮里藍や諸見里しのぶ、上原彩子らも参加し、沖縄出身ゴルファーの登竜門となっているアマチュア選手権大会が1月17日・18日に同コースで開催された。

今回で15回目を迎えたこの大会には224名の選手が出場。本戦出場権が与えられる上位4名の狭き門を通過した、与那覇未来さん（南城市在住・沖縄尚学高卒/18歳）、山口春歌さん（那覇市在住・沖縄尚学高卒/19歳）、古波蔵希さん（浦添市在住・興南中3年生/15歳） 、新垣比菜さん（うるま市在住・兼原小6年生/12歳）、さらに主催者推薦の与那嶺真代さん（日本体育大学2年生・国頭郡出身・本部高校卒）を加えたアマチュアゴルファー代表の5選手が本戦にチャレンジする。

大会期間中、ご来場のお子さまを対象に「ジュニアゴルフレッスン会」「スナッグゴルフ体験コーナー」を実施しています。
当日会場にて先着順で参加者の募集を行いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

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