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2026.3.8

佐久間朱莉 逃げ切りで開幕Vを飾る

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

JLPGAツアー2026シーズン開幕戦『第39回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,160万円)大会最終日が3月8日、沖縄県南城市・琉球ゴルフ倶楽部(6,610ヤード/パー72)で行われた。昨年の年間女王・佐久間朱莉が通算16アンダーで今季初勝利。ツアー通算5勝目を飾った。1打差の通算15アンダー、2位に永井花奈。通算11アンダーの3位に小林光希が入った。

4打差の首位でスタートした佐久間朱莉にとって、最も避けたいのはスコアを落として隙を見せることだった。しかし、序盤の3ホールで逆にスコアを2つ伸ばし、その時点で2位の永井花奈との差を6打に広げた。前半のハーフ終了時でも4打リードをキープ。後半は、永井の追い上げもあり1打差まで詰め寄られたが、スコアを落とさなかったことが勝因となった。

「後半はただひたすらに耐えて、バーディーを取れるところで取りたいという気持ちでプレーしていました」と振り返るが、苦しいと思った場面はなく、自分のプレーに集中することだけが頭のなかを支配した。昨年、ツアー4勝を挙げて年間女王に輝いた佐久間だが、「自分のプレーができたら勝てる」という自信が目の前の一打に集中させた。

ただ、自分のゴルフに満足しているわけではない。「年間女王になったからといって、100点のゴルフができたわけでもないですし、目標がまだまだ上にあるので、そこに向けて好きなゴルフをもっとうまくなりたいです」と目を輝かせる。今回の優勝にも「80点です」と厳しめだが、結果だけでなく、内容にもこだわる。


<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

そんな佐久間が目指しているのが、ショートゲームの精度を上げることだ。このオフは、100ヤード以内で同じ距離を50、54、58度のウェッジで打つ練習に時間を費やしたという。中途半端な距離を、どのクラブを使っても打てるようにする。そのためには、スピン量を変え、弾道の高さなども調整しなければならない。まだ完成していないが、この取り組みで思わぬ効果も得た。100ヤード以下に限らず、ほかのショットの精度も上がったのだ。今大会では強風の日もあったが、スピンコントロールで弾道の高さを調整したことで、パーオン率は75.0000パーセント(2位)と高い数字を残した。もちろん、パーセーブ率(97.2222パーセント)とリカバリー率(88.8889パーセント)は1位だ。

「後半はグリーンに乗せることができなかった要因もありますし、まだまだアプローチも突き詰めないといけないシチュエーションがあるので、あすから練習したいです」と、あくまでも上を目指す佐久間。前年の年間女王が翌年の開幕戦を制したのは、03年の不動裕理以来23年ぶりの記録となるが、いつまでも喜びにはひたらない。昨年の4勝を上回るためにも、さらなる努力を重ねるつもりだ。

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